カモフレとは、「カモフラージュ」+「フレンド」を合わせた造語です。
10代・20代の若い世代の間で流行っている新しい男女の関係を表しています。
でも「どうしてカモフレを作るの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
今回は、恋愛離れが進む若者に流行っているカモフレの意味や、作り方を僕の体験談と共に紹介いたします。
男女の新しい関係を知り、気軽にカモフレを作ってみましょう。
1.カモフレの意味とは?
カモフレとは、「カモフラージュ」+「フレンド」を合わせた造語です。
◆カモフレって何?
「カモフラージュフレンド」の略。すなわち恋人のフリをしあう男女のことを言います。気をつかわないでデートをする関係で、手をつないだり、キスをしたりする、異性の友達のことを言います。— showgunn (@showgunn) 2017年3月12日
カモフラージュする友達なので、恋人のふりをする友達のことを指します。
恋人は面倒で気を使ったりするから必要ないのだけど、寂しさを紛らわせるためだったり、クリスマスなどのイベントを一緒に過ごしたりするのです。
まさに友達以上恋人未満という言葉がぴったりですね。
2.カモフレが急増している理由
若者の間で急増している理由は、都合が良いからです。
草食系男子という言葉が流行っている通り、現在、若者の恋人のいない割合が高まっています。
恋愛経験がない20代男性の割合は40%という驚く数字もあるのです。
しかし、「恋愛は難しいけどカモフレならいてほしい」という男女が増えているのです。
彼女いらんしカモフレ欲しい
— ひらいわ (@kinha_sora_roku) 2017年4月15日
紅葉とかイルミとかナイトアクアリウムとか行きたいからカモフレ欲しいな
>RT— りゅう (@ryuu9564) 2015年10月29日
一人じゃ寂しかったり、同性では行きづらかったりするところもカモフレがいると行きやすくなりますよね。
どんなときにカモフレの存在が役立つのか、その理由を見ていきましょう。
理由1.気軽に行きたいところに行ける
男だけでは行きづらいところも、女性がいると行きやすくなります。
カモフレがいれば、行きづらいと感じるスポットやイベントに参加しやすくなるのです。
例えば、恋愛系の映画やイルミネーションなどは男だけではなかなか行きづらく、興味があっても出かけられませんよね。
しかし、カモフレがいれば行きやすいです。
周囲も恋人だと思ってくれますし、その場に行っても浮くことはありません。
理由2.イベントシーズンに寂しくない
クリスマスやバレンタインデーでもカモフレがいると寂しい思いをせずに済みます。
クリスマスやバレンタインデーは恋人と過ごすべき日だと認識されてるので、家で一人だと悲しくなりますよね。
また、男だけで集まってもなんだかむなしい気分に・・。
そんなクリスマスやバレンタインデーもカモフレがいると、寂しい思いをせずに済みます。
むしろ、気心知れている仲なので、一緒に過ごせて楽しいはず!
またクリスマスでも恋人ではないので、プレゼントを無理に買う必要もないところが良い点ですね。
理由3.嫉妬せずに済む
カモフレだと、嫉妬しないので付き合うめんどくささがお互いありません。
恋人になると定期的にデートしなければならなかったり、プレゼントを買わなければならなかったりします。
また独占欲から嫉妬したり、ケンカしたりと面倒だと感じることもありますよね。
しかしカモフレはそんな面倒なことなんて気にしなくても良いのです。
カモフレは、恋人の美味しい部分だけを味わうことが出来ます。
あくまで恋人ではないので、プレゼントにもお金がかかりませんし、無理なケンカもありません。
必要な時に必要な分だけ恋人のような感覚を味わえるのです。
理由4.困った時に頼れる
意外と多いのが困った時にカモフレが役立つということです。
例えば、全然好きじゃない子から告白された時、「好きじゃないからごめん」と言われるのと、「恋人がいるからごめん」と言われた時ではどちらの方が傷つきにくいでしょうか。
「恋人がいるからごめん」と言った方が相手を傷つけずに済みますし、諦めも早いですよね。
この恋人役になるのがカモフレなのです。
他にも会社の嫌な飲み会を早めに引き上げるために、二人で恋人のフリをしてしれっと帰るという人もいました。
カモフレは様々な困ったを解決してくれるので、若者にも人気があるのでしょう。
3.カモフレはどこまでの関係になるの?
「簡単にカモフレって言うけど、どこまでOKなの?」と疑問に思いますよね。
実は、キスまでOKやハグまでOKなどの線引きはそれぞれのカモフレによって定義が異なるのです。
カモフレによって違いも見られますが、ただ困った時だけに利用するカモフレだったり、デートするカモフレ、セックスもするカモフレもいます。
なぜなら、カモフレを作る目的によって、関係の深さが異なってくるからです。
3つのカモフレの関係性を見ていきましょう。
関係1.困った時のカモフレ
お互い恋人のフリをするだけで、実際は何もしない関係のカモフレです。
本来のカモフレのイメージに一番近い関係と言えるでしょう。
告白を断る時などに使われるカモフレは、デートすることもなければ、セックスすることもありません。
お互いが都合の悪い時に恋人の役をして助け合います。
カモフラージュという言葉がピッタリです。
関係2.デートをするカモフレ
カップルでないと行けないような場所へ行くためのカモフレもいます。
つまり、デートをするためのカモフレです。
クリスマス時のイルミネーションや話題のオシャレカフェなどは恋人同士でないと行きづらいですよね。
これも行きたいけど行けないからカモフレを使うという手段です。
ただデート中に手を繋いだりすることもあり、本当の恋人のような気分を味わっているカモフレ関係もあります。
関係3.キスやセックスもするカモフレ
恋人同様にセックスまでするカモフレもいるといいます。
セフレやキスフレと言ったものも存在していますが、違いは2つあります。
1つ目は、関係の目的です。
カモフレの目的:恋人のフリ
セフレの目的:セックス
キスフレの目的:キス
カモフレは恋人のフリをして、恋人というような雰囲気を味わえるのがカモフレなのです。
あくまでもセフレはセックスするだけで、デートはしません。
しかし、カモフレの目的は恋人のフリなので、デートもします。
2つ目は、周りに公言しているかです。
セフレは、周りに公言しませんよね。
しかし、カモフレは周りに「○○ちゃんは自分の彼女」と公言をします。
公言することで、本当の恋愛から遠ざかったり、面倒なことに巻き込まれないように防御するのです。
次のページでは、カモフレの作り方をお伝えします。