結婚相手に求める条件をどう設定するかが重要となる婚活において、相手の「年収」はやはり気になるポイントですよね。
結婚後は世帯収入によって生活のスタイルが決まってくるため、相手に一定の水準を求めるのは自然なことでしょう。
しかし、高収入な異性と結婚したからといって必ずしも幸せを手に入れられるわけではありません。
今回は、婚活において異性から求められる年収の基準や、年収別に見る男性の特徴や攻略法、年収の嘘を見抜く方法をご紹介します。
年収も念頭に入れた婚活をして、素敵な旦那様をゲットしましょう。
目次
1.女性が求める男性の年収
人間の魅力を収入で測ることは不可能だと思いたいですが、いざ結婚となると男性の稼ぎに向けられる女性の目はシビアになりますよね。
婚活女性が男性に求める年収の平均は550万円前後。
一方で、実際に結婚を意識している20代・30代男性の平均年収が450万円ほどだと言われています。
女性の理想と現実の男性との間に存在するこうしたギャップに悩まされて婚活が上手くいかない人も多いです。
それどころか、男性も結婚相手の女性に一定の年収を求めるケースが増えてきています。
2.女性も油断しちゃダメ!男性が女性に求める年収
男性は女性ほど結婚相手の年収を重視していません。
高収入の男性なら相手の女性が専業主婦を希望していても問題ないと考える人がほとんどです。
しかし、現代の男性のなかには「結婚後は仕事も家事も二人で協力し合いたい」と考える人も増えてきています。
そのため、全く仕事をしていない女性は婚活市場において不利になる可能性が高いです。
女性の平均年収は280万円ほどだと言われています。
男性が女性に高収入を求めることは少ないですが、少なくとも自立した生活ができる程度の収入はあったほうが良いでしょう。
3.こうやって落とせ! 年収別で見る男性の実態と攻略法
同じ女性でも、結婚相手の男性にどのくらいの年収を求めるかは人それぞれですよね。
ここでは、年収別の男性の実態と攻略法をお伝えします。
順番に確認していきましょう。
3-1. 最低ライン?年収400万円の男性
結婚相手の年収の最低ラインに400万円を挙げる人は多いです。
統計によると年収別の最も多い層は300万円〜400万円だと言われています。
年収400万円を稼ぐ男性を見つけるのはあまり苦労しないため、多く男性の中から自分に合う人を探すことができます。
年収400万円を稼ぐ男性はどのような男性なのか確認しましょう。
社会に出たばかりの20代男性の年収は300万円~400万円です。
そのため、20代男性で年収400万円稼いでいる人は、大きな企業や実力主義の会社で働いている可能性が高いです。
一方、社会人歴が長いにもかかわらず年収が400万円となると、働いている業界全体の給与が一般的に低いとか、リーダー職に就けない・就きたくないといった事情が絡んでいるかもしれません。
もちろん、必ずしも仕事ができない男性というわけではないはずです。
良いなと思った男性が年収400万円ほどであれば、稼いでいる額よりも仕事に対する考え方や仕事以外に力を入れている趣味などの話に耳を傾けるようにしましょう。
3-2.年収500万円の男性
年収500万円以上を稼いでいれば経済的にも少し余裕が出てきます。
一人で暮らしていく分には生活に困ることはまずないでしょう。
そのため精神的にも余裕が生まれ、落ち着いた印象を与える男性も多いです。
一般企業であればリーダーやマネージャーなどを任されていることもあります。
また、薬剤師や教員といった専門的な知識が必要となる職業にも500万円〜550万円ほどの年収を稼ぐ男性がいるでしょう。
ただし、結婚して子供を持つとなると女性が専業主婦では少し厳しい額だといえます。
結婚後も働く意志があることをアピールすると男性も安心するでしょう。
3-3.年収600万円の男性
年収600万円であれば、生活面に余裕がでるだけでなく貯金に回すお金も増えてくるでしょう。
しかし、お金の使い方が荒いとすぐに消えてしまう金額でもあります。
年収600万円と聞いても安心せず、相手の堅実さや人柄に目を向けるようにしましょう。
結婚後は普通に生活する分には困らない金額である一方で、セレブのような暮らしができるわけではありません。
浪費家ではなくお金の管理がしっかりとできる女性が好まれる傾向にあります。
3-4.高望み?年収700万円の男性
結婚相手に年収700万円を求める女性はとても多いです。
夫となる男性の年収が700万円もあれば、たとえ女性が出産・育児で休職や退職を余儀なくされても生活には困りません。
年収700万円というと、首都圏の自治体で働く公務員や、金融・メーカー・医療関係で営業職に就いている人などに多く見られます。
ある調査によると年収700万円以上を稼ぐ30代男性は全体の1割程度です。
結婚相手の条件として掲げるには高望みだと言われても仕方がないかもしれません。
年収700万円以上の男性は非常に多くの女性からアプローチを受けることになります。
だからこそ、「700万円の年収」ではなく、自分自身を愛してくれる女性との出会いを望む男性は多数います。
3-5.年収800万円の男性
年収800万円もあれば、手取りにしても600万円以上となり、かなり潤沢な暮らしが期待できるでしょう。
男性の職業としては、公認会計士や大学の准教授、大手の製薬会社など、専門性が高い仕事に就いている人が多いです。
年収800万円を稼いでいる男性の割合は就業者全体の4%にも及びません。
それだけ仕事に誇りを持って頑張っている男性がほとんどです。
そのため、結婚しても夫へ依存せず、さっぱりと応援してあげられるような明るい女性を好む傾向にあります。
3-6.憧れる女性多数!年収1,000万円の男性
結婚相手として年収1,000万円以上の男性に憧れる女性は非常に多いです。
とはいえ不況と言われるこのご時世、実際に年収1,000万円を稼いでいる男性はごくわずか。
1,000万円のハードルを達成している男性は、職場でも責任のある地位について毎日を忙しく過ごしています。
一般企業であれば高い役職に就いている人や、医師や弁護士、税理士などの専門職を仕事にしている人を探す必要があります。
彼らが年収1,000万円を達成しているのは人生における優先順位が仕事第一だからこそ。
その点を理解してあげなければ、こうした男性と恋愛関係になるのは難しいとも言えます。
3-7.年収2,000万円の男性
年収2,000万円以上を稼ぐハイクラス男性と結婚ができれば「セレブ妻」になることも可能でしょう。
年収2,000万円以上の職業としては、外資系のコンサルタント業に就く人やMBA取得者、金融専門職であるディーラーやトレーダーと呼ばれる人、企業の経営幹部などが挙げられます。
年収2,000万円を稼ぐような男性は仕事が忙しく、家庭的な女性を好む人が多いイメージがあるでしょう。
しかし実際には、キャリアを積み、ある程度の収入を得ている女性を妻にしたいと考える傾向にあります。
経済的・精神的に自立しており、社会と関わりを持っているような女性であれば、年収2,000万円を稼ぐ男性の知的好奇心を十分満たすことができます。
3-8.年収3,000万円以上の男性
年収3,000万円を得ている人は日本人のたった0.2%しかしません。
手取りの月収に換算すると月150万円以上を使える計算となります。
一般的にイメージされるセレブの暮らしも夢ではないでしょう。
年収3000万円以上を稼いでいるのは、開業医や一部の外科医、渉外弁護士などの専門職、プロのスポーツ選手、企業の社長・経営者です。
サラリーマンであれば外資系証券会社の営業職、外資系コンサル・IT企業のシステムエンジニア、投資用不動産の仲介・売買など、実力が評価される職業についている男性です。
これらのハイステータス男性が結婚するのは、同じくハイステータスを持つ女性であることが多いです。
例えば、女優やモデル、女子アナウンサーなどの肩書きを持つ容姿の優れた女性や、資産家や由緒ある家庭の令嬢、経営者や弁護士など自らステータスを手に入れた女性などが挙げられます。
年収3,000万円クラスの男性を攻略するには、女性自身にも何らかの飛び抜けた要素が必要となるでしょう。
4.年収300万円以下の男性と結婚しても大丈夫?
婚活中の女性が相手候補の年収を重視するのは事実です。
でも、世の既婚男性がみんな年収400万円以上を稼いでいるかといえば、そんなことはありません。
婚活の末、やっと気の合う男性を見つけたと思ったら年収が300万円以下と想像より低かったということもあります。
しかし、定収入であっても貯蓄が300万円を超えるのであれば結婚に踏み切っても問題ないでしょう。
自分の稼ぎの範囲内でしっかり貯金が出来ている証拠です。
倹約家で無駄遣いをしない性格だとも読み取れます。
また、年収300万円以下の男性と結婚に踏み切るためには、共働きが必須です。
今は貯金が出来ていても、あなたや子どもを養うとなると老後の貯えがなくなります。
せめて、2人で年収500万円以上を目指しましょう。
5.相手の年収は本当?婚活で年収を偽る人に騙されないための対策
婚活サービスのプロフィールに書かれる年収額のほとんどは自己申告です。
真剣に婚活をしていても、年収を偽っている男性と出会ってしまう可能性もゼロではありません。
婚活で年収を偽る人に騙されないためにはどうすればいいのでしょうか?
5-1.年収には嘘も多い?嘘を見破る3つのポイント
はじめに、年収の嘘を見破る方法をお伝えします。
怪しいと感じたら、以下の3つのポイントに注目してみてください。
ポイント1.ライフスタイル・身に着けているものに注目する
高年収を稼いでいる人は、生活スタイルや身に着けているものにこだわりがあります。
時間の使い方に長けている高年収の男性は、休日もだらだらと過ごすことはありません。
休みの日にも仕事や勉強に時間を費やしたり、めりはりをつけて遊ぶなど、上手に時間を活用している人が多いです。
また、高収入の独身男性は時計と靴にこだわる傾向があります。
プロフィールの年収が高い男性と出会ったら以下の点をチェックしてみましょう。
- ハイブランドの時計を身に着けているか
- 靴は本革でよく磨かれていて汚れたりすり減ったりしていないか
さりげなくチェックしてみてください。
ポイント2.仕事について質問してみる
仕事内容を聞いてみて、その仕事内容と年収が見合うか確認しましょう。
20代で600万円以上、30代で800万円以上を稼ぐ男性は高年収ですが、それだけ業種や職種も限られます。
婚活で出会う男性には、仕事に関する具体的な内容を尋ねるようにしましょう。
本当に高年収の男性は仕事に情熱とやりがいを持っているため、仕事の話は嬉しそうにしてくれるはずです。
反対に、職業についての質問をうやむやにされたり仕事内容が具体性に欠けたりすれば、職業や年収を偽っている可能性があります。
ポイント3.勤務先・税金の話を振ってみる
怪しいと感じたら、具体的な勤務先や税金の話題を振ってみましょう。
事務職なのに営業職だと言ったり、中小企業勤めなのに同業の大手企業勤務だと主張して年収を偽る人がいます。
その場合、仕事内容に差異がないため見破るのが難しいです。
「私の友人も〇〇会社にいるんだけど」とカマをかけるのもいいですし、「あと少し高かったら所得税が大変ですよね」と具体的な税金の話を振ってみるのもいいでしょう。
そこで「どの部署にいるの?」とか「今年は〇〇円を超えそうだからヒヤヒヤしてるんですよ」と現実味のある答えが返ってきたらひとまず安心というところです。
5-2.年収を偽る男性との出会いを防ぐ方法
年収の嘘は男性の表情やリアクションを観察していれば見抜ける可能性も高くなります。
しかし、なかには嘘の上手い男性がいるのも事実です。
嘘を見破る自身のない女性は、年収を偽る異性との出会いを未然に防ぐことが大切になります。
年収を偽る男性との出会いを防ぐ方法を2つ確認しましょう。
方法1.年収証明が必要なサイトやサービスを利用する
婚活サービスのなかには年収証明を提出が必要なところもあります。
年収証明書の提出が義務付けられている相談所や婚活サイトもあれば、提出は任意としているサービスもあるのです。
前者はハイクラス男性と出会える相談所に多く、後者であれば『ブライダルネット』や『ゼクシィ縁結び』など一般的な婚活サイトが該当します。
年収の嘘に引っかからないためには、年収証明が義務付けられているサービスを利用しましょう。
そうすることで、年収証明を提出している男性のみに条件を絞ることが出来ます。
方法2.会員制の婚活パーティーに参加する
会員制の婚活パーティーに参加する方法もあります。
相談所や婚活サイトよりも、初めから直接話せる婚活パーティーの方が向いている女性もいるでしょう。
しかし、パーティーではその場でプロフィールカードを書く場合がほとんどのため、年収を偽ることも容易です。
嘘の年収を申告する異性と出会うのを避けるには、会員制のパーティーがおすすめです。
会員制のパーティーには、年収照明や独身証明を行った登録者しか参加することが出来ません。
通常の婚活パーティーより料金は高くなりますが、より誠実な男性と出会うことが出来ます。
まとめ
男性の年収別で、婚活の攻略方法をご紹介しました。
たしかに、生活の基盤を固めるための結婚は、恋愛のようにロマンチックな要素だけでは成り立たないのも事実です。
しかし、年収だけに捉われていてはせっかくの良縁を逃してしまう可能性もあります。
年収という数字ばかりに縛られず、相手の内面にしっかり向き合うことが婚活を成功させる最大のコツです。
表面上の年収に騙されず、しっかりと内面を見て素敵な男性と結婚しましょう!