【実録】芸能人御用達ラウンジで、あの男性アイドルと飲んだ話

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もし、憧れの芸能人と一夜を共にできたなら。

 

こんな妄想に浸ったことはないだろうか?

 

「そんな事あり得ない」

「一般人にはとうてい無理」

 

私もそうだと思っていた。

あの夜までは。

銀座ホステスからの呼び出し

学生の頃の話だ。

 

20歳を迎えたばかりの私は、アルバイトや飲み会で適当に毎日をやり過ごしていた。

もうすぐ始まる就職活動を見て見ぬフリをしながら。

 

当時、私は廃れた雀荘でアルバイトをしていた。

 

立ち番もすれば、打ち子として卓につくこともあった。

勝てば日給以上の給与を得る事ができるのが刺激的だったし、属性の違う人達と一つの卓を囲むのがなんとなく好きだった。

 

しかし、女子大生のアルバイトとしてはかなり変わりダネだ。

実際、同世代の友人達は、もっぱら夜のお仕事やイベコンなど華やかな仕事をしていた。

 

そんな友人達から深夜に、飲みの誘いが来る事が多かった。

 

雀荘のアルバイトで勝った夜は機嫌良く顔を出し、

負けた夜は、背中を丸めて帰路についた。

(と言うか飲み代がなかったから、帰るしかなかった……。)

 

飲みの相手は他大学の男子学生や、社会人。

時には、“大手企業の偉い人”なんて事もあった。

 

当時はギャラ飲みなんて言葉は無かったが、その走りのようなイメージだろうか。

 

その日、国士無双であがった私はご機嫌だった。

 

時刻は21時。

バイトの更衣室でグダグダしていると、携帯電話が鳴った。

 

銀座でホステスのアルバイトをしている茜だ。

 

「あ、バイト終わった?」

 

彼女の声色で何の用件かすぐにわかる。

「今終わったとこ!飲み?」

「そうなの!場所の住所、メールするね!!また後で!」

 

茜の電話はいつも用件だけですぐ切れる。

後ろがザワついていたので、すでに飲んでいるようだ。

 

私はバイト用の薄汚れたスニーカーからヒールに履き替えた。

 

タバコの煙が充満した雀荘を出て、タクシーに乗り込むと、なんだか大人になった気がした。

 

女子大生にありがちな全能感で満たされていた。

テレビ局のおじさんと名物司会者

 

向かったのは六本木のラウンジだった。

 

指定された店に着くと、奥から茜が駆け寄ってきた。

「早かったねー!」

頬が赤い。

これは飲んだな。

 

奥の個室に案内されると、すでに2人のおじさんが、待っていた。

 

「あ、どうも」

「はじめまして〜」

 

足を広げて随分と偉そうなのが、テレビ局員のMさん

 

50歳くらいだろうか、顎の下までもったり垂れた贅肉。

脂ぎった肌感。

なんとなく私生活が想像着いた。

 

隣でわかりやすくゴマをすっているのは、テレビで時々見かける司会者だった。

「好きなもの頼んでいいよ!」

Mさんが、メニューを渡してくれた。

 

ゴツゴツした太い指。

欲しいものを全て掴んでしまいそうな大きな手だ。

 

司会者の方は、腰が低い。

チビチビ飲みながら最近の誰々がどうだとか、業界はどうだとか仕事の話をしていた。

 

なるほど、今日はそういう日なようだ。

 

こういうときは子供の顔をして、「おとなの難しいおはなし」を聞くに限る。

私と茜はメニューにあったオシャレで高い食べ物をありったけ頼んだ。

 

“よく食べる若者、可愛がられる理論”を行使することにした。

司会者が本気を出し始める

小一時間、経っただろうか。

どうも場がぼんやりしてきた頃、司会者が言った。

「S君達が来たがってるんですが、どうですか?」

 

「え、S君!?」

茜が食いついた。

S君とは、当時人気のあった男性アイドルグループのメンバーだ。

 

そういえば茜は中学時代に男性アイドルの追っかけをしていたんだっけ。

 

「あぁ、いいんじゃない?呼ぼうか」

Mさんも快諾し、彼らが合流する事になった

 

「すごーい!S君を呼べるんですね!」

茜のテンションに司会者もまんざらでもなさそう。

 

マスコミ関係者と飲んでいるとこういう事が度々ある。

その場にどのクラスの誰を呼べるか、で自身の権威を誇示するような……。

※    ※    ※    ※    

 

私が、高そうな肉をむさぼっているとS君達が到着した。

S君の他に、モブキャラっぽさが人気のT君もいた。

 

「おはようございますー」

「おう、おはよう!」

 

出た。

業界では「朝でも夜でも挨拶はおはようございます」なのだ。

 

S君はテレビで見るよりもずっと華奢で小顔だった。

 

隣で、茜は目を輝かせていた。

「中学時代、ずっと好きだったんですー!」

S君は「あれ、今は違うんだ?」と無邪気に笑う。

いかにもアイドルっぽい表情だ。

 

アイドルと女子大生、そしてMさん、司会者との夜が始まった。

人気アイドルがラウンジに降臨

2人のアイドルは、終始Mさんをヨイショしながら飲んでいた。

お酒が回っていたこともあり、MさんはカラオケのデンモクをS君に投げつけた。

「あれ、歌ってよ!この前出したやつ!」

 

司会者が一瞬、ぴりっとした表情をした。

Mさんは、本人にグループの新曲をカラオケで歌うよう、ねだったのだ。

 

きっとこんな場所で歌いたくないはず……。

そう思い、彼らを見るとS君は表情を変えることなく笑顔だった。

「全然いいっすよ!」

 

こうした飲み会を何十回、何百回もこなしてきたんだろう。

たいして年が変わらないはずの彼らが、大人びて見えた。

 

そして茜は、ライブ並みにキャーキャーと声援を送っていた。

S君達は同じ事務所の先輩、後輩の曲を数曲入れて簡単なフリもつけて歌いきった。

 

Mさんはすっかりご満悦の様子でS君の隣に座ると、頭を撫でたり顔を触ったりしていた。

 

私は違和感を覚えた。

が、S君は変わらずニコニコしながら会話を盛り上げていた。

 

こんなことをしながら1時間は飲んだだろうか。

 

Mさんは酔いがまわったようで、フラフラだった。

司会者が目配せする。

「Mさん、タクシー呼びましょうか?」

 

Mさんはろれつの回らない様子で

「あぁ、頼む」と応じた。

 

Mさんの正体は?そして司会者の企みとは?

▶▶▶

 

S君の態度が急変!?気になる素顔は?

私達は店の外まで、Mさんを送りに出た。

全員に握手を求めるMさんは、嬉しそうだった。

 

司会者に介抱されながら、タクシーに乗り込むMさんを見て、なぜかとてつもない哀愁を感じた。

 

Mさんを見送ると、ゾロゾロと店内に戻った。

 

「はぁーー!疲れた!」

 

さっきまでアイドルスマイルを保っていたS君がドッとソファになだれ込んだ。

 

「もう、すっげえ触られましたよー!勘弁してよ!」

 

2人は気だるそうに、お酒を注文し始める。

 

「ごめんごめん、あの人S君好きなんだよ!」

 

聞くとMさんは若い男の子が好きで、過去には俳優との交際経験もあるんだとか。

 

司会者は、笑いながら携帯でメールをチェックし始めた。

「じゃ俺も出るわ、別件あるから!若い子達で楽しんで」

 

「はーい!ごちそうさまです!!」

T君とS君は大げさにお辞儀をして、おどけていた。

司会者は誰かに電話をかけながら、店を出ていく。

 

なるほど……。

 

Mさん→【提供】私達→司会者

からの

司会者→【提供】S君→Mさん

からの

司会者→【提供】私達→S君

この構図だったのか。

私達はていよく、安い飲み要員にされたらしい。

 

まぁ女子大生なんてそんなもんだよな、わかってるよ。

 

残された私達は、再びカラオケを歌ったり、店に会ったゲームで時間を潰した。

茜はすっかりS君に夢中で、終始うっとりとしていた。

 

時刻は深夜2時を回った頃だっただろうか。

S君と茜はソファで耳打ちしあいながら、何やらくすぐりあったり、お互いをツンツンし合っていた。

 

S君はテレビで見せる顔とは違い、肉食っぽい“男の表情”をしていた。

そして酒の勢いか、かなり尖っていた。

 

「だってさ、俺たち芸能人だよ!?飲んだことある!?ないでしょ?」

「もっと楽しんだ方がいいよ!せっかく俺たちと飲めてるんだから!」

「君たち本当にラッキーだから!」

 

なんとも、高圧的な言い草だ。

 

T君も続く。

「一般の子と飲んでると、気使わなくていいんだよね〜」

 

どうやら、同じ業界のタレントや女優と飲むとマネージャーや事務所の目線が気になるらしい。

同業との飲みに疲れたときは一般人と飲むと癒されるとか。

 

芸能人も大変なんだなぁと思ったその時、Sが席を立った。

「ちょっとトイレ行ってくるわ〜」

 

「あ、私も!」

茜は一緒に立ち上がると、後をついて行った。

T君と2人っきりに……

2人はそのまま戻らなかった。

 

残された私達は非常に気まずい雰囲気になった。

「あなた、こういうのTwitterとかに書いちゃうタイプでしょ?」

そういえば当時、Twitterが主流になってきた頃だった。

「いやいや、書きませんよ!」

「ははは、本当かよ〜」

 

T君が真面目な顔に戻る。

「俺達ね、今大切なタイミングだから」

 

これは“俺はお持ち帰りをしない”宣言なのか、私を傷つけない優しさなのか。

なぜか勝手に振られた気分だ。

 

T君はテレビのイメージのまま、穏やかで口数の少なかった。

芸能界のあれこれや、私の就職活動の相談なんかに乗ってくれた。

これがまた、的確なアドバイスだったのを覚えている。

 

そして何より

人生経験が豊富な人特有の、たまに見せる哀しそうな表情

が印象的だった。

 

思わずお酒が進んでしまった。

 

私の酔った様子を見て、T君はさっと会計をした。

 

「タクシー拾おうか」

店を出ると、タクシーに乗り込むT君。

帰り際に、電話番号をレシートの裏に書いて、渡してくれた。

 

「機会があればまた。就活頑張って」

 

あれ?コンプラインスは?

まぁ、いいか。

 

T君の電話番号を小銭入れにしまうと、私もタクシーを拾った。

 

こういう時の「機会があれば」は、だいたい実現されないものだ。

 

深夜の六本木は小雨が振っていた。

数年後、エレベーターでの再会

それから4年程経ったある日だった。

雀荘のアルバイトを卒業し、私は無事に希望の企業へ就職をした。

 

その日は業務で、あるテレビ局を訪れていた。

 

上司と共にエレベーターに乗り込む。

すると、何人ものスタッフを引き連れた男性が乗り込んできた。

 

彼と目が合う。

 

「あっ」

 

T君だった。

 

思わず会釈をしそうになったが、

なぜか私とT君が知り合いであってはならない気がした。

ふい、と目をそらしてしまった。

 

エレベーターの階数ランプが、1階ずつ点灯していく。

私は息を止めるようにして、時間が過ぎるのを待った。

 

6階で扉が開くと、皆ぞろぞろと降りて行く。

 

T君も、扉へ進む。

 

と、その時。

降り際にT君がふっと振り向いた。

「!」

 

一瞬だけこちらに、笑いかけた。

 

アイドルスマイルだ。

あの時、Mさんに見せていたのと同じ。

 

私も慌てて笑い返した。

と、同時に

なんだか本当に大人になってしまった気がした。

 

華やかな表舞台にいながら、深夜のカラオケで歌を歌わされていた彼を思い出した。

 

「あの電話番号、どうしたっけ」

なんてぼんやり考えていた。

 

私も、これからどんな事があっても仕事を頑張ろう。

 

テレビ局のエレベーターは上階を目指して進んだ。

 

 

※特定防止のためイニシャルは本人とは違います。

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