マゾヒスト(M)についてお調べですね。
マゾとは性的嗜好の一つで、被虐性欲とも言われています。
今回は、そんなマゾの全てをご紹介!
マゾの正しい知識から特徴、見分け方や攻略法まで一つずつ解説していきます。
目次
1.マゾ(マゾヒズム)とは
マゾヒズムとは、比較的メジャーな特殊性癖の一つです。
よく勘違いされている人もいますが、決して性的に受け身というわけではありません。
例えば、セックスをするときはどうしても男性が攻め手、女性が受け手になることが多いかと思いますが、だからといって女性がマゾヒズムというわけでは無いのです。
では、マゾヒズムとは本来、どういったものなのでしょうか。
ここでは、正しいマゾヒズムについて紹介していきます。
1-1.マゾの意味
マゾヒストとは、肉体的苦痛や精神的苦痛を与えられることに羞恥心や屈辱感を持ち、それによって性的な快感を味わうということを指します。性的嗜好の1つで、被虐性欲と言われるものです。
例えば、セックスをするときにパートナーから乱暴な言葉で攻められたい、無理やり犯されたい、叩かれたい、などという願望を持っている人はマゾだと言えます。
これらの行為を同意無くしてしまうと犯罪ですが、パートナーの合意のもと、このようなセックスを好む人もいるのです。そのような人はマゾだと言えるでしょう。
ですが、そもそもなぜ、被虐嗜好の人のことをマゾと言うのでしょうか。
1-2.マゾの語源
マゾヒズムというのは、ドイツ語と英語を混ぜ合わせたものであると考えられています。
英語ではマソキズム、ドイツ語ではマゾヒスムスと言いますが、ここからマゾヒズムという言葉が出来上がりました。
そしてこれはオーストリアの作家、ザッヘル・マゾッホから来ていると考えられています。
ザッヘルは身体的精神的苦痛を性的快楽だと捉え、その思考を元に作品を執筆しました。
ここからマゾヒズムという言葉が生まれたのです。
1-3.マゾヒストとは
マゾヒストとは、被虐性欲を持つ人のこと。
マゾヒズムの嗜好を持つ人のことを指します。
『マゾヒスト』を略して『マゾ』と呼ぶのが一般的ですね。
マゾヒストは、先ほどご紹介したように『肉体的苦痛や精神的苦痛による羞恥心や屈辱感に性的快感を得る人』のことを指します。
ただ、「私マゾ(M)なんだよね」などと言われたときに、すぐに上記のような嗜好を持っていると思い込むのは少し危険。
マゾという言葉が広く使われるようになった今では、ただ単に性的嗜好を示すだけではなく、単純に『デートなどの際にリードをされたい場合』『頼まれたら断れない人の場合』などに使われることもあるからなんです。
そのため、相手がどのような意味でマゾと言っているのかを探ることも必要です。
あなたに直接「マゾだ」と言ってくるということは、少なくとも好感を持っていることは間違いないので、その後の会話で少しずつ探っていくようにしましょう。
1-4.マゾの反対、サドとは?
ちなみに、『マゾ』と対する言葉に『サド』があります。
サドはサディストの略で、マゾヒストが持つ被虐性欲に対して加虐性欲を持つ人のことを指します。
加虐性欲とは、身体的苦痛や精神的苦痛を与えることで性的快感を味わえるという性的嗜好の一種です。
サドの由来は、マゾと同じく人名。
フランスの侯爵であるマルキ・ド・サドから来ていると考えられています。
正式名はドナスィヤン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド。
加虐性欲を表現した作品を多く執筆した小説家です。
マゾヒズムとサディズムの両方を併せ持つことを『サドマゾヒズム』と呼び、それらの嗜好を持つ人のことを『サドマゾヒスト』を呼びます。
略称は『サドマゾ』。
1-5.マゾヒズムとサディズム
元々サドヒズムを持つ人が、様々な経験をする中でマゾヒズム側の気持ちを知り、両方を併せ持つサドマゾヒストになることが多いです。
反対に、マゾヒストがサドマゾヒストになることも稀にあります。
また、パートナーによってマゾにもサドにもなることも。
これは、マゾヒズム・サディズムが軽い場合、体裁などからどちらかを装わなければと思う場合などに見られることです。
特に多いのが、マゾの男性。
その性的嗜好をカミングアウトできずに、無理をしてサドのふりをしていることも。
その無理は、長くは続きません。
「自分はマゾだ」と伝えられる、信頼のおけるパートナーを見つけるようにしましょう。
2.マゾかサドか?SM診断
自分がマゾなのかサドなのか、気になりませんか?
ここで、マゾかサドかが数分でわかるSM診断をご紹介します。
下の10個の質問に〇か×で答えていってください。
- 人当たりが良い
- 自己主張はする方だ
- 聞き役になることが多い
- 自分に自信がある
- 流されやすい
- 言い返せる
- 尽くすことに喜びを感じる
- 自分より気の強い異性がタイプ
- 優柔不断
- 優越感に浸るのが好き
この質問のうち、奇数番の質問に〇が多かった人はマゾ寄り。
自分が主導権を握って引っ張っていくよりも、相手にリードしてもらうことを好んでいます。
人当たりが良く人間関係を円滑に進められるあなたは、ぐいぐいくるサド気質の人につい身を任せてしまいたくなります。
中でも、奇数番に〇が多く8番にも〇と答えた人はマゾ気質が強め。
気の強い異性に屈服させられたいという、強いマゾヒズムが表れています。
偶数番の質問に〇が多かった人はサド寄り。
日常生活においても、相手よりも優位に立って引っ張っていくことを喜びとしています。
中でも、8番の質問に〇と答えた人は、自分よりも気の強い異性を支配したいという強いサド気質を持っています。
7番の質問にも〇と答えた人は、相手に気を配ることもできるため、マゾの人から強く愛されるサドであると言えます。
3.マゾの特徴は男女で違う
先ほども述べた通り、日本国内においては男女の関係において女性の方が受け身であるべきという考え方が強いです。
そのため、どうしても女性にマゾが多いイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、マゾは女性に限った話ではなく、その特徴もそれぞれ違います。
ここでは、男女別にマゾかもしれない方の特徴を紹介します。
3-1.マゾの男性の特徴5つ
男性がいじめられて性的快感を覚えるなんて、想像がつかないと思う人もいるかもしれません。
しかし、日頃のストレスや過労により、虐げられることに喜びを感じるようになってしまった方も少なからずいるようです。
ここでは、そんなマゾの特徴を5つ紹介します。
マゾな男性の特徴1:過度に気を遣う
特徴その1は、気遣いができ過ぎる人です。
気遣いができ過ぎると常に周囲に気を配ってしまうので常にストレスを溜め込んでしまい、特殊な性癖に目覚めることも多いようです。
周りに気を配るというのは非常に大切なことですが、あまりにも周りに気を使いすぎている、周りからの視線を気にしすぎている、などという場合はもしかしたらマゾの素質があるかもしれません。
マゾな男性の特徴2:甘えることが好き
2つ目の特徴は、甘えることが好きな人です。
甘えるというのは、主導権を相手にゆだねている状態にあるということ。
マゾも相手に主導権をゆだねるので、甘えることが好きな人は本質的にマゾである可能性があります。
女性に甘え、厳しく扱われた際に不快感がないようであれば、十中八九マゾだと言えるでしょう。
マゾな男性の特徴3:相手に尽くす
3つ目の特徴は、相手に尽くす人です。言い方を変えるのであれば奉仕ですよね。
奉仕は目上の人に対してする行為なので、率先して奉仕をしたがる人は、本質的に相手よりも下の立場でありたいと望んでいることがあります。
中には尽くしすぎるあまり、まるで主従関係のようになってしまうこともあるようです。
尽くし方が好きな女性に対するものではなく、ご主人様に対するものという表現の方が近い男性は、マゾかもしれません。
マゾな男性の特徴4:打たれ強い
4つ目の特徴は、打たれ強いことです。
相手からなじられ続けるわけですから、打たれ強くなければマゾは勤まらないですよね。
むしろ、マゾの人は羞恥心や屈辱感を覚えることにより快感を覚えるわけですから、多少のことではへこたれることがありません。
強い刺激に耐えることに喜びを覚えることがマゾの特徴なので、必然的に打たれ強いわけです。
マゾな男性の特徴5:ストレスが多い
最後の特徴は、マゾになる人はストレスを抱えていることが多いことです。
社会で生きていく上でストレスは必ず抱えるものですが、マゾの人は通常のストレスに加えて、自らがマゾであることを隠して生きるというストレスが余計にかかってきます。
社会においては男性のマゾはまだまだ受け入れられにくい傾向にあり、真っ当な社会人として生きていくには、自らがマゾであることを隠す必要があります。
そのため本当の自分を受け入れてもらっている気がしない、本当の自分を表に出すことができない、などという理由でストレスを抱えている人が多いようです。
3-2.マゾな女性の特徴5つ
次は、マゾな女性の特徴についてです。
女性のマゾは男性のマゾとは少し方向性が違い、承認欲求に直結する特徴が多いようです。
では、どのような特徴があるのでしょうか?それぞれ順番に解説していきます。
マゾな女性の特徴1:すぐに謝る
女性の場合、すぐに謝ってしまう人はマゾの可能性があります。
例えばセックスをした時、男性がご主人様のように振る舞い、女性が奴隷のように振る舞うということもあります。
そんな時、マゾの女性は「申し訳ありません、ご主人様」という言葉が違和感なく言える、ということもあるのです。
マゾな女性の特徴2:自分に自信がない
マゾの女性は基本的に受け身です。
そのため自分でどのようなセックスをするか考える必要がないともいえます。
言い換えれば、自分に自信がない人は相手のやり方で満足してしまう傾向があり、マゾの可能性があると言えるのです。
マゾな女性の特徴3:押しに弱い
押しに弱い女性もマゾの可能性があります。
言い換えれば、自分の意見をはっきり言える人はまずマゾではありません。
自分はこうしたい、自分がこのようにしてほしい、という主張ができる人は精神的身体的屈辱を受けて快感を覚えるはずがありません。
マゾの人は支配されて快感を覚えるのです。
マゾな女性の特徴4:内気な性格
相手に言い返すことができない、自分の考え方をはっきりいうことができない、人に話しかけていくことができない、という女性の場合はマゾの可能性があります。
これも先ほどと同じく、相手に支配されることで快感を覚えるのがマゾですから、そのような女性は自分の考えよりも人の考えを重視してしまう傾向にあるのです。
マゾな女性の特徴5:優柔不断
マゾの女性は優柔不断の傾向もあります。
自分で決めることができない、というのは受け身になりがちな人に多いものです。
マゾはあくまでも受け身ですから、優柔不断になりがちなのです。
4.マゾ(M)とサド(S)の違い
マゾに対してサドという考え方がありますが、それならばマゾとサドの人は日常生活においてどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは褒められた場合、怒られた場合、そしてファッションやメイクに関してマゾとサドの反応の違いについて紹介します。
ただし、これらはあくまでも一例であり、必ずしもこうというわけではありません。
性格も大きく関連しているということを忘れてはいけません。
4-1.褒めたときの反応
褒められたとき、誰もが嬉しく思うものですよね。
しかし、マゾとサドの人は褒められたときに反応が異なります。
それならばどのような反応が出てくるのでしょうか。
ここでは褒められたときの反応の違いを紹介します。
(1)マゾの場合
マゾの人が褒められた時、とても謙虚にお礼を述べることが多いです。
確かにマゾというのは屈辱を受けて快感を覚えるという事ですが、そのような人がセックスをする時、最終的に屈辱を受けたままで終わるというわけではありません。
最後はご主人様にあたるパートナーから褒められて終わるものです。
そのような状態から、マゾの人は褒められた時、非常に謙虚にお礼を言います。
(2)サドの場合
それに対し、サドの人は自分に自信を持ち、「自分の行いは褒められてしかるべき」「自分の業績は評価されて当然」と思っていることもあります。
ですから褒められた時はその賛辞を等身大に受け止め、卑下することもなく、率直にお礼をいう傾向があります。
4-2.怒られたときの反応
それならば怒られた時はどのように違うのでしょうか。
実は怒られたときの反応はマゾとサドによって顕著な違いがあります。
ここでは怒られたときの反応を紹介します。
(1)マゾの場合
マゾの人が怒られると、とにかく謝罪をすることが多いです。
自分の行いは怒られて当然である、自分の行いは間違いだった、という考え方が先行するため、とにかく許しを乞おうと謝罪をすることが多いです。
(2)サドの場合
サドの人が怒られた時、必要に応じて自己弁護が行われます。
自分に自信がある人が注意を受けたとき、一体なぜ自分はこのようなことをしたのか、それなりに自己主張をすることが多いのです。
もちろん謝罪をすることは大切ですが、自分がなぜそれをしたのか説明ができる人はサドかもしれません。
4-3.ファッションやメイク
実は、マゾかサドかによってファッションやメイクも異なります。
個性が強い人ほど衣服へのこだわりも強いもので、それはマゾやサドといった、性的な個性であっても
ここではそれぞれのファッションやメイクの特徴について紹介します。
(1)マゾの場合
マゾの人のファッションは、あまり自分に自信がないことが多いです。
また、マゾの人は調教してもらうという立場にあるため、完璧でいようとはしない傾向があります。
確かにファッションやメイクには関心を持ちますが、あまりにも自分をさらけ出すという事はありません。
(2)サドの場合
サドの人は自分を主張するファッションやメイクにこだわることがあります。
自分に自信があるので、露出度が高いものなど、挑発的なセンスのファッションやメイクを楽しみます。
5.マゾかどうか一発で見極める方法
それならば相手がマゾかどうか見極める方法はあるのでしょうか。
実はセックスをしなくてもその人がまずかどうか判断する事はそれなりに可能です。
もちろん100%確実とは言い切れないところがありますが、それなりに判断することができるのです。
5-1.冗談風に「いじめたくなる」
からかいやすい、いじめたくなる、といった対象はマゾであることが多いです。
そもそも、サドの人は逆に相手をからかう立場にありますので、そもそも周りからからかいやすい、いじめたくなる、と思われる事はまずありません。
逆にからかうのが上手、人をいじるのが上手、という人はマゾではない可能性が高いです。
また、「いじめたくなる」と言ってみましょう。マゾの人はこれを聞いて喜びます。サドの人は喜びません。
5-2.飲みの席で「何かMっぽいね」
マゾというとなんだか特殊な性的嗜好を持っている人のように感じてしまうかもしれませんが、Mと言えば違和感を覚えないという人も多いのではないでしょうか。
マゾっぽいと思ったら、「Mっぽいね」と言ってみましょう。
先ほどと同様、マゾの人は喜びます。マゾではない人はこれを否定するでしょう。
6.マゾを攻略する3STEP
マゾの人と付き合いたい、マゾの人とセックスをしてみたい、と思う場合、どのようにその人を攻略したらよいのでしょうか。
ここではそんな人を攻略するための3つのステップを紹介します。
Step1.じっと目を見つめる
マゾの人を攻略したいと思ったらまずじっと目を見つめましょう。
マゾの素質がある人は、それだけでどきっとしてしまうことが多いようです。
逆に、目を見つめた時に平然と見つめ返してきたり「ガンを飛ばしている」と捉える人はサドの素質があります。
Step2.最初はとことん優しく
マゾだからといって常に冷たく当たられて喜ぶというわけではありません。
最初はとことん優しく接するようにしましょう。
まるでペットを大切にしているかのように優しく接することが大切です。
Step3.命令口調でいじめる
とことん優しくしたら、今度は命令口調でからかい始めます。
優しい言葉でからかうのではなく、命令口調を入れるということがポイントです。
しかし、だからといって常に命令口調でいるのではなく、最終的には優しい口調で話しかけることが大切です。
7.マゾとサドのカップルとしての相性
最後にマゾとサドのカップルとしての相性を3パターンに分けてご紹介しましょう。
7-1.マゾとサドのカップル
マゾとサドの相性はとても良いです。
これは、性的嗜好という観点からだけではなく、日常生活においても言えること。
物事を決めるのが苦手なマゾに対し、物事を決めるのが得意なサド。
引っ張っていってほしいマゾに対し、リードが上手なサド。
お互いに補い合う良い関係を築くことができます。
7-2.マゾ同士のカップル
マゾ同士のカップルの場合、優柔不断な2人であるために全てにおいてスローペースな付き合いとなる可能性が高いです。
何をするにもなかなか決まらず、自然消滅してしまうこともあります。
ただ、お互いに穏やかな性格のため、しっかりと話し合い協力することで良い関係を築くことができます。
7-3.サド同士のカップル
サド同士のカップルの場合、どちらも気が強いので喧嘩になってしまうことも。
自分の意見を曲げるのが苦手なため、短期間で別れてしまうということも少なくありません。
強いサド気質を持つ人同士は話し合いや協力をすることが苦手なので、相性はあまり良いとは言えません。
やはり、マゾ同士・サド同士よりも、マゾとサドの組み合わせの方がより良い関係を築きやすいと言えます。
7-4.マゾとサドのカップルの注意点
ただ、マゾとサドのカップルの場合、注意しておきたいことがあります。
それが、『我慢しすぎない・させすぎない』ということ。
マゾの場合、多少嫌なことがあっても我慢をして相手に合わせてしまう傾向があります。
無理して相手に合わせてばかりいると、無理がたたって体調を崩してしまうことも。
サド側からしても、パートナーにそのような想いをさせることは望んでいません。
その対策としてできることとしては、以下のものがあります。
- 本当に嫌なことがあったときにはきちんと伝える。
- 事前に限界を知らせるサインを決めておく。
- 2人だけで完結させるのではなく、困ったときは友人などに相談する
『パートナーがサドだから』と全てを溜めこんでしまうではなく、しっかりと必要なコミュケーションをとって付き合っていくことが大切です。
また、時には第3者の視点からの意見を求めることも大切。
これらの点に注意することで、2人の関係を長続きさせることができます。
8.まとめ
マゾと聞くと、なんだかものすごく特殊な性的嗜好を持っている人のように思う人もいるかもしれません。
しかし、誰であっても性的な好みはそれなりにあるはずです。
最適なパートナーと出会うことができれば、マゾの人もサドの人も楽しむことができるのです。
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