「出会いがない…」
「早く相手を見つけたい!」
このように悩んでいると、身近なツールに頼りたくなりますよね。
例えば、LINEなどのSNS。
気軽に連絡が取れてとても便利なSNSですが、出会い目的で使うときは注意が必要です。
使い慣れているからといって気軽に出会いを求めると、様々なトラブルに巻き込まれることも。
この記事では、LINEで出会いを見つけるときの危険性を紹介します。
どうしても出会いたい場合の別の方法もお伝えするので、参考にしてみてください。
まずは、LINEが危険な理由から見てみましょう。
目次
1.lineで出会いを探すのはもう古い!危険な理由を知ろう
そもそも出会いを求めている人は、LINEで探すのはやめましょう。
なぜなら、そこにはさまざまな危険があるからです。
ここでは、LINEで出会いを探す危険な理由を3つ紹介。
- 利用規約に違反している
- 犯罪に巻き込まれる可能性がある
- 個人情報流出の危険がある
どのような理由なのか、順番に見ていきましょう。
理由1.アカウント停止の危険
1つ目の理由は、アカウント停止の危険です。
そもそもLINEの利用規約で、出会いを目的とした行為を禁止しています。
そのため、LINEで出会いを求めるような行為をおこなうと、規約違反によりアカウント停止になる可能性があるのです。
具体的な行為内容とは、タイムラインで自身のLINE IDを書いたり、オープンチャットで出会いを求めるコメントをしたりなど。
LINEの公式チームは、こうした出会い目的の行為を禁止するとともにセキュリティ強化にも取り組んでいます。
LINEの「オープンチャット」公式noteの記事の記事によれば、実際にオープンチャットで以下ののようなセキュリティ強化をおこなったそうです。
- NGワードなどを含む違反投稿の自動削除
- 違反投稿により通報されたユーザーの自動利用停止
- LINE IDや電話番号が投稿された場合の自動削除
つまり、LINEで出会いを求めること自体が誤った使い方というわけです。
ですので、アカウント停止の危険を冒してまで、LINEで出会いを求めるのはやめましょう。
理由2.犯罪に巻き込まれる危険
2つ目の理由は、犯罪に巻き込まれる危険です。
近年、SNSを発端とした児童の犯罪被害数が増加しています。
その原因となったSNSの1つが、LINEです。
下記の表をご覧ください。
SNS等に起因する被害児童数の推移 |
|
年度 |
人数 |
平成20年 |
約800人 |
平成26年 |
約1,600人 |
平成29年 |
約1,800人 |
参考:警察庁生活安全局少年課「SNS等に起因する被害児童の現状と対策」
このように、警察庁から被害人数が報告されています。
また、LINE Safety Centerによれば、見ず知らずの人とつながったことでトラブルに巻き込まれたケースも。
- いたずら電話がきた
- 自宅まで押しかけられた
- お金を要求された
LINE上で知らない人と出会うことで、このように犯罪に巻き込まれるケースが増えているわけです。
LINEでは相手の身元が確かめられないため、会話している人が本当はどんな人なのかがわかりません。
なので、LINEで出会いを求めると、犯罪に巻き込まれる危険があります。
理由3.個人情報流出の危険
3つ目の理由は、個人情報流出の危険です。
LINEには、出会いを求める人を狙った怪しい業者やサクラがいます。
実際、LINEをしている人であれば、知らない人から謎のメッセージがきた経験はありませんか?
そうしたメッセージの多くは、出会いを求める人へ訴求した内容になっています。
もしメッセージ内容につられて会員登録などをしてしまうと、悪意のある第三者に個人情報が渡ってしまうでしょう。
その結果、架空請求の連絡がきたり、迷惑メールやメッセージが届いたりしてしまうわけです。
そのためLINEで出会いを求めることは、個人情報が流出する危険と隣り合わせと言えるでしょう。
以上がLINEで出会いを探す危険な理由でした。
LINEで出会いを探すべきでないことが、お分かりいただけたでしょうか。
これに加えて、LINEで出会いを探すべきでない理由には、すでに出会う方法の多くが使えないという点もあります。
2.出会い厨はもう居ない?もう使えないlineの出会い方法5つ
先ほどは、さまざまな危険につながるため、LINEで出会いを探さないほうが良いとお話しました。
実はLINEで出会いを探さないほうが良い理由は、もう1つあります。
それは以前使われていたLINEの出会い方法の多くが、すでに使えなくなっていることです。
ここでは参考までに、どのような方法が使われていたかを5つ紹介します。
- タイムラインから#(ハッシュタグ)検索する
- タイムラインに「いいね」している人を友達追加する
- lineの掲示板アプリやサイトから出会う
- line公式のゲームアプリで探す
- 知り合いかも?に表示されている人に連絡する
どのような出会い方なのか、それぞれ見ていきましょう。
(1)タイムラインからハッシュタグ(#)検索する
1つ目は、タイムラインからハッシュタグ(#)検索する方法です。
LINEのタイムラインには、ハッシュタグを検索できる機能があります。
ハッシュタグ検索機能を利用して出会うのがこの方法。
検索するハッシュタグには、以下のようなワードが使われました。
- #profile
- #友達募集
- #出会い厨 など
このワードで検索した結果、出てきた人にコメントをしたり、連絡先を交換したりして出会うわけです。
しかし、この方法は今はもう使えません。
LINEはセキュリティ対策に力を入れており、タイムラインなどへの個人情報の記載や出会い目的のコメントを取り締まっているからです。
そのため、ハッシュタグを検索したところで、出会えることはないでしょう。
ちなみに、2021年1月現在、編集部で実際に上にあげたハッシュタグで検索。
検索で複数人の表示を見つけられましたが、出会いとは関係ない投稿しかありませんでした。
(2)タイムラインに「いいね」している人を友達追加する
これは2020年2月頃に、Twitterなどで問題視する発言があった方法です。
その方法とは、タイムライン に「いいね」している人を友達追加するというもの。
しかし、いまいち意味がわかりませんよね?そこで、経緯からお話します。
この方法ができたのは、2020年2月頃のLINEアプリのアップデートによる影響でした。
このアップデートによって、タイムラインの投稿にあるコメントやいいねから、友達追加ができるようになったのです。
要するに、全く知らない人であっても、タイムライン経由で連絡が取れてしまうわけです。
当然ながら本来のアップデート内容は全く別の機能であり、この件についてLINEの公式からの発表もありませんでした。
そのため正式な機能ではなく、おそらく不具合であると見られています。
しかし、この機能に気づいた人たちが、Twitterなどで問題視する発言をしたという経緯です。
LINEアップデートしたから
友達のタイムラインとかにイイネしてる人
追加出来るよ~になってるじゃん。こわ。参考:Twitter
LINEアプデで
自分自身の友達のタイムラインにスタとかコメントとかしてる人の事
追加できるようになってるんやが(語彙力)怖すぎんそれ😧
参考:Twitter
この機能ですが、2021年1月現在ではなくなっているため、公式にて修正されたと思われます。
ただ、修正されていなかったとしても、見知らぬ人から急に連絡がきたところで、ほとんどの人は返事をしないでしょう。
むしろ、危険なアカウントとして通報されるのがオチです。
いずれにしても、この不具合と思われる機能を使った出会いは、現在では利用できなくなっています。
(3)lineの掲示板アプリやグループチャットで出会う
3つ目の方法は、LINEの掲示板アプリやグループチャットで出会う方法です。
LINEの掲示板とは、LINE上で1対1のトークやグループで会話する人を募集するアプリやサイトのことを言います。
出会い方は、LINEの掲示板で自己紹介と自分のLINE IDを投稿する、もしくは投稿されているIDに自分で連絡を取るかのどちらか。
これは1対1でもグループチャットでも流れは同じで、1対1なら直接トークが始まりますし、グループチャットなら会話のグループに招待されるでしょう。
しかし、こうした出会い目的の掲示板アプリは、LINEの公式ブログの発表にもある通り非公認です。
利用規約違反となる上に、そもそも連絡先を交換した人がどのような人なのかもわかりません。
例えば、自己紹介では20代女性と書いていても、中身は年齢どころか性別さえ違う可能性もあり得ます。
ですので、掲示板を利用したところで規約違反でアカウント停止になるか、そもそもまともな人に出会えない可能性が高いでしょう。
(4)line公式のゲームアプリで探す
4つ目は、LINEの公式ゲームアプリ「LINE プレイ」を利用する方法。
LINE プレイとはLINEの公式ゲームアプリの1つで、自分のアバターを作って他の利用者と交流するゲームです。
LINE プレイにはチャット機能があり、ゲームを利用するさまざまな人とコミュニケーションが取れるようになっています。
つまり、このチャット機能を利用して出会いを求めるわけです。
しかし、LINEと同様にLINE プレイも、利用規約によって出会いを目的とした行為は禁止されています。
電話番号やLINE IDなどの出会い目的の行為をすれば、運営によってアカウントに制限がかけられるでしょう。
また、ゲームアプリで急に連絡先を聞いてくる人を、信用できるでしょうか?
おそらくほとんどの人は警戒しますよね。
なので、出会い目的でゲームを始めたところで、上手くいく可能性は低いでしょう。
(5)知り合いかも?に表示されている人に連絡する
最後は補足情報として、LINEの友達リストにある「知り合いかも?」に表示されている人に連絡する方法です。
補足情報と言ったのは、他の方法とは違って見ず知らずの人に連絡するものではないから。
要するに「知り合いかも?」に表示される人は、本当に知り合いというわけです。
とはいえ、本当に知らない人と思っている方もいるでしょう。
では、この「知り合いかも?」はなぜ表示されるのでしょうか?
理由としてよくあるのは、電話番号から表示されるパターン。
電話番号でLINEに登録していると、LINEの友達自動追加の機能によって表示されてしまいます。
他には、トークグループから表示されているパターンも。
例えば、飲み会などで出会った人たちがトークグループを作ったとしましょう。
そうすると、そのトークグループから「知り合いかも?」に表示されることがあります。
つまり、「知り合いかも?」に表示される人は、見ず知らずの人ではないのです。
ですので、ここまでに紹介した方法のなかでは、ある意味一番まともな方法と言えるでしょう。
多少なりとも面識のある相手ですので。
ただし、ほとんど覚えていない人に連絡したところで、出会いにつながるかはまた別の問題です。
このように以前は使われていたLINEの出会い方法ですが、ほとんどが利用規約やその危険性から現在は使われていません。
とはいえ、LINEは多くの人が使っているアプリですし、手軽に会話できることから、何とかLINEを使って出会いたい人もいるでしょう。
そんな人に向けて、LINEで出会いを求めるときに考えておきたいことを次でお話します。
LINEIDを交換してからの女性とのやり取りについては、『ラインで意中の相手をデートに誘う方法を伝授!LINEで送るべき内容とタイミング・NG例とは?』を読んでみてください。
3.lineで出会いを見つけるなら知っておきたい注意点3つ
さまざまなリスクを知った上で、なおLINEで出会いを求めたい人へ。
ここで紹介する3つの注意点を忘れないようにしましょう。
- 相手の身元はわからない
- アカウント情報を不用意に教えない
- マッチングキャンペーンに引っ掛からない
どれも大切な注意点ですので、ぜひ参考にしてみてください。
注意点1.相手の身元はわからない
1つ目の注意点は、相手の身元はわからないという点です。
散々お伝えしてきた通り、LINEでは相手の身元がわかりません。
そのため、会話している相手が危険な人物である可能性が大いにあり得ます。
ですので、会話しているなかで、相手が話すプロフィールと会話内容に注意してください。
少しでも違和感があったり、怪しく感じるところがあったりしたら、すぐにブロックしましょう。
大切なのは「少しでも」という点です。
人によっては「ちょっと違和感があるけど、そんなこともあるか」と勝手に良いように納得してしまう方がいます。
ですが、LINEで出会いを求めるならそれは絶対にNGです。
少しでも疑わしいことがあれば、すぐに逃げましょう。
それがあなたの身を守ることにつながります。
注意点2.アカウント情報を不用意に教えない
アカウント情報を含む、自分の個人情報を不用意に教えてはいけません。
LINEのIDやパスワード、自分の住所や電話番号を伝えると悪用される危険があるからです。
例えば、ESETのマルウェア情報局では、LINEアカウントの乗っ取りについて警告しています。
IDやパスワードが悪意のある人に知られてしまい、自分のアカウントを勝手に使われてしまうわけです。
LINEは決済系のアプリなども展開しているので、経済的な損失を受ける可能性もあります。
ですので、間違ってもパスワードなどアカウントに関わる情報は、不用意に教えてはいけません。
また、それは自宅住所などの個人情報でも同じです。
LINE Safety Centerのトラブル事例にもある通り、個人情報を伝えてしまったことで、自宅への押し掛けやいたずら電話などの事案が発生しています。
個人情報を伝えることは、自らの身を危険にさらします。
アカウント情報を含め、個人に関する情報は極力話さないようにしましょう。
注意点3.マッチングキャンペーンに引っ掛からない
時折送られてくるマッチングキャンペーンなどの怪しいメッセージに、引っ掛からないよう注意してください。
そうした怪しいメッセージのほとんどは、詐欺かもしくはそれに近しいサイトに誘導されるからです。
どこで自分の連絡先を入手したのか、LINEには時折謎の怪しいメッセージが送られてくることがあります。
その多くは「マッチングキャンペーン」などと題して、出会い目的の人に強く刺さる内容になっています。
出会い目的でLINEをする人にとって、そのような内容は当然興味をそそられるでしょう。
しかし、興味のおもむくままにサイトにアクセスし、会員登録をしてしまったが最後。
身に覚えのない架空請求や他の怪しいサイトからの連絡がきてしまいます。
ですので、いくら出会いを求めているとはいえ、怪しいキャンペーンサイトからのメッセージは決して開いてはいけません。
4.LINEでの出会いより安全なマッチングアプリを活用しよう!
LINEでの出会いにデメリットはつきもの。どうしても本来の目的から外れている方法なので、上手く出会えなかったりもします。
そこで、出会える確率が高いと人気のアプリ・サイトを3つご紹介します。
- ペアーズ
- Jメール
- ASOBO
LINEのように手軽に使ってストレートに気持ちを伝えていきましょう!
1.ペアーズ
ペアーズは恋人ができる平均期間が4ヶ月と他のアプリやサイトと比べて、非常にコンスタントに効果が得られることが期待できるサービスです。
若者からアラサーまで幅広くいるので、あなたの求める人物像を見つけやすいのが大きな特徴。
Lineよりも、まっすぐに出会い目的の人が集まっていることを考えても1度は試しておきたいサービスです。
気軽に使いやすい機能が揃っているので、どんな人がいるのかチェックするだけでも目的のアプリか判断できるでしょう。
サイト2.Jメール
老舗の出会い系サイト・アプリのJメールもLINEのように使いやすいです。
大きなポイントは24時間365日のサポート体制。不正行為防止を徹底することでサクラや業者がLineよりも圧倒的に少ないので安心して使えます。
また、会員数もしっかりと確保していることで、あなたが夢中になれる相手と気軽に連絡を取れます。
さらに、Facebookでもログインできるので面倒な登録の手間も省け、知り合いとのマッチングを避けられるのもポイント。
LINEとの出会いよりも、使い勝手に優れているので併用したいという人にも適切でしょう。
サイト3.ASOBO
完全匿名、無料会員登録で使える新しいインターフェイスが揃ったサイトがASOBOです。
公的証明書の提出が義務付けされ、サクラや業者に出会う確率もLINEよりグッと下がります。
無料でスタートするにはやや敷居の高い無料配布ポイントがないものの、以下の安心宣言で真剣な恋と出会いを実現しやすいです。
- 迷惑メール一切なし
- 不正な請求はしない(請求委託もしない)
- 情報を漏らさない
掲示板のサービスも揃っており、LINEとの差異のない使いやすさで出会いを探せるでしょう。
まとめ
LINEでの出会いの危険性は、ご理解いただけたでしょうか。さらには、LINEを使って出会いを探す方法のほとんどが既に使えなくなっており、意味を成しません。
LINEは、出会ってからのコミュニケーションツールとして活用しましょう。
女性と出会いたいのであれば、この記事で紹介したマッチングアプリ・サイトがおすすめです。
LINEと遜色のない使い勝手の良いものが揃いつつあるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。