利き手や利き足だけじゃない!利き目とは?

目次

利き手や利き足という言葉を聞いたことがあっても、効き目について知っている人は少ないはずです。
こちらの記事では

  • 効き目の特徴
  • 効き目の調べ方
  • 効き目の理由
  • 効き目の活用方法
  • 利き手と効き目の組み合わせから分析する思考や性格のタイプ

について解説していきましょう。
 

利き目の特徴

利き手や利き腕や利き足は、日常生活や運動をする際に自覚しやすい面があります。
しかし利き目に関しては、そういったことにフォーカスしていたり、もしくはアスリートでなければほとんど意識しないでしょう。
そもそもなぜ利き目が存在するのでしょう?
実はどんな人でもどちらかの目を中心に対象物を見ています。
どちらかの利き目が対象物にピントを合わせると、残りの目は自然と補助的な役割を担うようになります。
専門的な名称は利き目の方を優位眼、利き目ではない方を非優位眼となります。
 
右手が利き手の人は、生活の中で右手を使う割合が自然と増えるものです。
その結果、右側の腕力や握力の方が左手よりも強くなる傾向にあります。
この原理を目に当てはめると、中心的に使っている目の方がピントを合わせる能力が高まるということになります。
だからといって利き目だけを酷使しすぎるのは考え物です。
たまにはアイマスクでいたわるなどのケアをしてあげましょう。
日常的にできるケアとしては、数時間おきに目薬を点眼するなどがお手軽にできる方法として挙げられます。
 

利き目の調べ方

利き目を意識して生活している人はごく少数。
「自分はどちらが利き目なのか知りたい」という人に向けて、どのように調べれば利き目が分かるのかを解説します。

  • 1.まず親指と人差し指で輪っかを作ってください
  • 2.腕を少し伸ばして輪っかの中に何か対象物が収まるよう調整します
  • 3.そのままの姿勢をキープしつつ、右目をつぶりましょう
  • 4.次に左目をつぶります
  • 5.輪っかの中にある対象物が、開いている目によってズレるはずです
  • 6.ズレが少なかった方の目があなたにの利き目となります

日常会話で利き目を自覚して話せる人は少ないはず。
その手の話題になった際に「自分の利き目はこっち」と利き目を指さすだけで「スゴイ!」と尊敬の念を集められるかもしれませんよ。
 

利き目の理由

これからお伝えするロジックはあくまで仮説にすぎないのですが、信憑性の高いものかもしれません。

ロジック
論理論理学 – ギリシア語ロゴスに由来する。(ラテン語:logica、英語:logic、ドイツ語:logik、フランス語:logique)
論理回路など、上記の「論理」に由来する多数の語がある。

引用:ウィキペディア
 
人類が進化する過程で左脳をどんどん使うようになりました。
動物的にしか生きられない直感型の人達は一定数生き残ったものの、しっかりと変化に適応できたのは、左脳の使い方を知っている人達でした。
言語的能力や脳内で理屈を組み立てるのも、左脳がかなりのウエイトを占めています。
脳の発達と利き手や利き腕、利き目は密接に関連。
左脳が優位の人は、利き手が右になる場合が多いといわれています。
同じく左脳が発達している人は、右目が利き目となるのです。
利き目の偏りは、人類の進化と深く関わっていたのです。
 

利き目を活かす方法

利き目をどのように活用すればいいかを解説します。
ゴルフや野球をする際の立ち位置、身体の回転が必要とされるスポーツを例に挙げながら説明しましょう。
 

ゴルフや野球での立ち位置

利き目が結果に影響を与えやすい競技は球技です。
中でもゴルフや野球をする人が、もし自身の利き目をまだ理解していない状態であれば、やり方を変えた方がいいかもしれません。
 
ゴルフで最も緊張感が高まる場面といえばパッティング。
ホールカップに入れられるかどうかで、順位が大きく変わることもあります。
立ち位置を調整するためには、パターを実際に構えてみるのが分かりやすいでしょう。
両手で握ったパターの先端をボールに近づけましょう。
そして右目と左目を順番につぶるのです。
そこでズレ具合が少ない方があなたの利き目となります。
ずっと片方の目だけを開けてプレーしているわけはなく、競技中は両目を開けています。
そのため現実の距離感とあなたに見えている世界のズレをまず認識しましょう。
ズレを頭に入れた上で、立ち位置を微調整していきます。
きっとしっくりくる立ち位置が見つかるはず。
少し時間がかかるものの、それをするのとしないのとでは競技成績に大きな差が生まれます。
面倒と思わずに、ぜひやってみてくださいね。
 
次に野球へ話を移しましょう。
右打者の場合、左目の方が投手に近い位置になります。
そのため左目が利き目の人は右打席に立つ機会が自然と増えます。
利き目が左目の人は右打席、利き目が右目の人は左打席に入ればいいのかといえばそんなことはありません。
なぜなら途中で利き目が変わってしまうケースもあるからです。
 
2008年から2018年までオリックス・バッファローズに在籍し、2018年から横浜DeNAベイスターズでプレーしている捕手の伊藤光選手は「途中で利き目が変わってしまった」と告白しています。
2017年のシーズンは打率が2割を切ってしまった伊藤選手。
彼はシーズン中に打席へ入りながら「何か違う…」と自問自答を続けてきました。
これまでなら捉えられていたボールにバットが当たらないのです。
首をかしげながら「きっと何か原因があるはず」と考えた伊藤選手は、視覚情報センターでスポーツビジョントレーナーを務める田村知則氏のもとを訪れます。
田村氏に調べてもらったところ、実は利き目が左目から右目に変わっていたことが発覚。
そのため体が開きやすくなるなど、フォームを崩してしまい、これまでに打てていたボールをきっちり捉えられなくなっていたのです。
 
もちろん利き目が変わるということは頻繁に起こる現象ではありません。
しかし、起こりうることもあると考えておいた方がいいでしょう。
もし自身に利き目の変動が起こったときに原因を特定しづらくなります。
 
引退したイチロー氏が、バッターボックスに立ちルーティーンで体を動かすのは理由がありました。
彼のルーティーンは「利き目である右目にピントを合わせやすくしているための動き」との指摘がありました。
一流の選手ほど利き目をどう使うか意識するものですし、また利き目が変わらないように注意しています。
 
利き目がどちらか分かったからといって安心するのはNG。
自分の利き目が分かった上で、その後どのようにアプローチを続けていくかが大事になります。
現在の利き目がどちらであるかを頭に入れておけば、バッターボックスでどこへ立つべきかが、おのずと見えてくるはずです。
 

身体の回転が必要なスポーツ

テレビでフィギュアスケートの番組をやっていると必ず見るという人も多いのではないでしょうか?
ではフィギュアファンの方に質問です。
あなたが応援している選手は、右回りで回転していますか?それとも左回りですか?
この質問に即答できる人がいれば、かなりの観察眼の持ち主です。
 
実はフィギュアスケートなど、回転する機会が頻繁にある競技は「利き目側に回ると良い成績を収めやすい」という説があります。
羽生結弦選手や宇野昌磨選手は左に回転しています。
引退した浅田真央さんや村上佳菜子選手も同じく左回り。
彼ら彼女らは左が利き目なのかもしれません。
全てのフィギュアスケート選手が左回りとは限りません。
サラ・ヒューズやカロリーナ・コストナーは右回りのスピンで立派な成績を残しています。
もしアスリートが自分の利き目を知らないまま競技に参加していると、好成績は出せないかもしれません。
最近はスポ―ツの世界で科学的な研究がどんどん取り入れられてきています。
コーチは自身の担当する選手の「どちらが利き目なのか?」を確認した後に、戦略を練っていくというケースもあるでしょう。
 
ちなみに利き目、利き手、利き腕、利き足があるのは人間だけではありません。
アスリートといっても過言ではない存在のサラブレッド。

サラブレッド : Thoroughbred)とは、18世紀初頭にイギリスアラブ馬やハンター(狩猟に用いられたイギリス在来の品種)等から競走用に品種改良された軽種である。

引用:ウィキペディア
 
競走馬も競馬場の回る方向によって結果がガラリと変わるケースがあります。
 
人間も動物の一種。
もしあなたが身体を回転させるスポーツをしていて結果が伴わない場合は、どちらが利き目なのかを確かめてから「今のやり方は合っているのか?」を熟考することで、袋小路から抜けられるかもしれません。
 

利き手と利き目でわかる思考や性格のタイプ

利き手と利き目の組み合わせによって、思考や性格のタイプをある程度予測できます。

  • 利き手が右で利き目も右
  • 利き手が左で利き目も左
  • 利き手が右で利き目が左
  • 利き手が左で利き目が右

上記の場合はどうなのかを、各々の組み合わせが持つ傾向を掘り下げます。
 

利き手が右で利き目も右

最も多いのが利き手と利き目の双方が右というパターン。
実に全体の7割以上が利き手と利き目が右です。
左脳で考えることが得意で、論理的な思考が得意な人が多め。
物事を分析し本質を捉えられる人もたくさんいるでしょう。
全体を統括するリーダー的存在の人が多いのもこのタイプの特徴。
 
日本人は海外の人々から見て「緻密で確実性の高い仕事をする民族」と捉えられている面があります。
それは論理的に考えて仕事を進められる能力を持っている人がマジョリティーなことと無関係ではないでしょう。
かつてほどではありませんが、まだまだ日本で作られた製品は海外の人にたくさん使われています。
「どうすれば失敗を減らせるか?」を極限まで考え続けた結果、信頼されるブランドを築き上げることにつながったというケースは山ほどあります。
日本人の国民性を表しているのは、利き手と利き目が右の人達かもしれないですね。
 

利き手が左で利き目も左

全体の四分の一前後といわれているのが、利き手も利き目も左の人々です。
右脳の働きが抜群で感受性も豊か。
直観力に優れており、論理を介さずに相手の本性を見抜きます。
特に女性でこの手のタイプは、嘘を見破るのがとても上手。
恋人が浮気しようものなら、すぐに見破り「あなた私に隠してることない?」と迫ります。
 
敵に回すと恐ろしいですが、味方につけると非常に頼もしい存在。
言語能力が高くないものの、言葉以外の形でアウトプットする能力を発揮する人も少なくありません。

アウトプット
日本語で「アウトプット」という場合、印刷の出力の意味で使用されることもありますが、一般には何かを生み出すこと・発信することを言います。知識や情報を目に見える形にする、という意味でも使用可能です。

引用:「アウトプット」の意味と使い方!類語やアウトプットの方法も解説
 
独特の美的センスを持っており、映像畑のクリエイターや芸術家などの多くが利き手と利き目が左の人達です。
 

利き手が右で利き目が左

利き手が右で利き目が左の人は、左脳寄りのタイプといえるでしょう。
全体の1割以下とかなり少な目です。
 
この手の人達の長所は、細かい部分に気がつくこと。
文章が正しいかをチェックするような校正の仕事は、細部にまで意識がいかないと務まりません。

校正(こうせい、英語proofreading)は、印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正すること。

引用:ウィキペディア
またプログラマーは、一文字違っているとバグが起こるなど、小さなミスが命取りになりかねない業務。
こういった緻密さを求められる仕事に向いている人は、利き手が右で利き目が左の場合が多いでしょう。
 

利き手が左で利き目が右

歴史に名を残す不世出の偉人に多いのが利き手が左で利き目が右のタイプ。
天才と呼ばれる人達は利き手左、利き目右が多いとされています。
その割合は何と2%。
100人いて2人しか存在しないとは希少性も抜群。
 
特定の分野では比類なき能力を惜しげもなく発揮するものの、日常生活では不器用な面を見せるのがこのタイプの特徴。
凹凸がはっきりしており、得手不得手がとても分かりやすく出ます。
「わがままな天才」と称される人も少なくありません。
天才的な力が出せる環境を整えられるかが鍵を握ります。
己の天才性に溺れすぎて傲慢に振る舞いすぎると、周囲から人が離れていき、最終的に孤立してしまうケースもあるでしょう。
不器用な天才にはマネージャーが必須。
しっかりと手綱を握ってリードしてくれるような異性のパートナーを持つと、一気に運気が上がって仕事が回り出すでしょう。
とにかくこの手の人達は、唯我独尊に走りすぎないことが大切です。
 

利き目に頼り過ぎるのはNG

効き目を意識することでプラスになることがたくさんあると理解していただけたはずです。
しかし利き目に頼ったり依存しすぎるのはよくありません。
 

利き目に頼り過ぎてしまった時の対処法

「ちょっと利き目に頼り過ぎてるぞ…」と感じた時は、利き目を意識せずに暮らしましょう。
つまり以前のライフスタイルに戻すのです。
何かに対して頼り過ぎたり、依存しすぎてしまう要因は、ズバリ心の弱さでしょう。
 
バランスを崩すことなく調和を保てる人は、総じて自己肯定感が高め。
アルコール依存やギャンブル依存、恋愛依存などの形は違えど何かに強く依存してしまう人は自分軸を作れていません。
もしあなたが利き目に頼り過ぎていると感じた場合は、テクニック的なことではなくマインドの立て直しから始めてみましょう。
 

まとめ

おさらいをすると

  • 利き目は左右の親指と人さし指で輪っかを作り、対象物を輪の中へ入れて左右の目を順番につぶることで、明らかになる
  • 右目が利き目の人が多いのは、人類が左脳優位に進化を遂げてきたから
  • アスリートは利き目がどちらか理解した上で、プレースタイルを作り上げる
  • 利き手と利き目が右の人は論理的思考が得意
  • 利き手と利き目が左の人は直感に優れている
  • 利き手が右で利き目が左の人は、細部へのフォーカスが得意
  • 利き手が左で利き目が右の人は、天才的な人が多い
  • 利き目がどちらであるかを考えるのは重要な要素だが「全てそれで決まる」と依存してはいけない

上記のようになります。
 
自分の利き目がどちらであるかを知っているだけで雑談が盛り上がったり、スポーツで良い成績を収められるなどメリットはたくさん。
ぜひこの機会に自身の利き目への理解を深めて、それを生活の中にフィードバックしてくださいね。

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フェリーチェ編集部

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