【大人になってしまったよ】もう恋愛第一主義ではいられない。いたくない。

 

「好きな人から返信ないんだけどーーー!!!!」

そう叫びながら、カラオケのデンモクに打ち込むのは加藤ミリヤの『Aitai』

隣でキラキラと輝くジル・スチュアートのコンパクトミラーを手に持ち、入念に化粧直しをする友人は「彼氏の誕生日に何あげればいいかなあ。あと、高校生でも泊まれるホテルってあるぅ?」と軽い調子で言う。

曲がサビに差し掛かれば、バリをモチーフにした内装のカラオケルームでくつろぐ五人のJKたちは「まじ分かるーーー!!!!」「泣くわ!!!!」「ミリヤ最高!神!」と口を揃えた。

デンモクには次から次へと、加藤ミリヤHY倖田來未の曲が立て続けに入っていく。どれもこれもが恋愛ソング

あの頃の私たちの中心は、いつだって恋愛だった…。

女子会でのメインテーマがお金・仕事>恋愛に

カラオケルームで過ごした放課後から、数年の時が流れた。

あの日、あの空間を共にした子たちとは疎遠になってしまったけれど、その先で別の同い年の友達は沢山できた。

フリーランスのメンタルニートとして自由気ままに生活をしている私は例外として、大半の友達は勤め人だ。

あれだけバイト先や、そうでなくとも毎晩のように飲み歩いていた仲だった子ですら、頻繁に会えたとしても週一に留まってしまっている。

たまに18歳から20歳までを共に過ごした子たちで集まる機会はあるけれど、

当時よりもさらに磨きが掛かった友達たちと話す内容は当時とはガラッと変わってしまった。

「転職しようと思うんだよね」「今の仕事も楽しいけど、なんかパッとしなくて」

「今好きなことやりたい気持ちもあるけど、ちゃんと貯金もしておかなきゃだから」

「彼の収入が低いから、自分もちゃんと考えていかなきゃってね」

昔の彼女たちとは、毎日のように恋愛テーマで盛り上がっていた。

高校時代よりもディープで、かつリアリティとゴシップが入り乱れていた会話の数々。

それらはトーキョーを舞台に活動し始めた私にとって、まるで愛読していた石田衣良の作品に自分が入り込んだような錯覚に陥るほど、クレイジーで刺激的で甘美で魅力に満ち溢れているものだった。

今やそういった話題ではなく、キャリアやお金の話で先ず盛り上がるようになったのだ。

気になるメンズの職業よりも自分のキャリアプラン、好きな人の年収よりも自分の希望年収。

確かに比較的上昇志向な子たちの集まりとはいえ、その変化の仕様は圧巻である。

良い意味で、私たちはいつしか自分ファーストになっていた。

 

恋愛ばかりにリソースを割きたくない

高校時代や学生と同じ年齢の時は、何故あんなにも恋愛第一主義でいれたのか

学生だとしても学業やバイトがあって暇そうには見えなかったし、私も今より労働時間自体は長かった。

それでも、友達と会うたび「好きな人がー」「彼氏がー」「こないだ会った人がー」と悲喜交々な恋愛トークに花を咲かせていた。

今思えば、よくそんなに毎日毎日飽きずにそんな会話を繰り広げられたのだろうと不思議に思うし、

もっと言えば、その恋愛トークのネタになるような出来事が毎日のように起きていたことにも驚く。

好きな人と一ヶ月も会えないなんてなったら、毎日思いを馳せながら他のことに手は付かないし、半年も…なんてなった日にはもうメンタルはズタボロガタガタ

今やそれがどうだ。連絡が一週間来なかろうが、「まあ、タスクあるし」

一ヶ月会えなかろうが「連絡出来てればいいや。こっちもやることあるし」

相手が出張などで半年以上会えなくても、「寂しいけど、仕方ない」

「私も自分の仕事あるから、恋愛ばかりに気を取られていたくないよね」

ベンチャー企業でバリバリと働く26歳の友人は、アイスカフェラテをストローで啜りながらそう呟く。

彼女も学生時代は非常に恋多き女だったが、今はすっかり落ち着いてしまった。

「もうね、恋愛だけにリソースを割けない。そんなこと出来ない」

「好きな人は出来るけど、昔みたいに自分の私生活を投げ打ってでも!なんて恋は無理だね

ドライな口調で語る彼女だけど、その表情はとてもイキイキとしていて、同性の私から見ても魅力的だった。

「恋愛に割くリソースがあるなら、私は仕事に割くけどね。恋愛よりも結果が出やすいもの」

そう言って、彼女は20歳ぐらいの時から変わらぬいたずらっ子のような笑みを浮かべた。

 

追いかけ続けてメンヘラになるのも飽きた

会えない時間や連絡が返ってこない時間も上手に過ごせるぐらい成長してしまったのもあるけれど、何よりもこう考えるようになった。「消耗する恋愛なんて、したくない」

何をしているか、何を考えているか、誰と交流があるのか、細々としたことが何も分からないような相手でも、好きになってしまったら、とにかく追いかけていた夏があった。

友達としては仲が良くても、恋愛としては脈が無い男友達を好きになって、会うたびにヤキモキした冬もあった。

勝手に好きになって、勝手に苦しんで、勝手に愚痴って、勝手に共感して、勝手に泣いて、泣いて…“メンヘラ”と呼ばれてしまったら、それまでだけど、あの頃の私たちはそれほど恋愛にガチ勢だったんだ。

加藤ミリヤの『Aitai』『WHY』HYの『366日』『NAO』倖田來未の『愛のうた』『好きで、好きで、好きで。』をBGMに泣いた夜は数え切れずあって、高校時代と同じように「わかるーーーー!!!!」と盛り上がった夜が懐かしい。

その歌を今聞いても、自分の恋愛がそこに綴られているようなドラマティックな恋愛とも言えないし、あれだけ共感できた歌詞にも疑問を抱いてしまう。

「会いたい」よりも、「納期が立て続けにあるなー」。「電話したい」よりも、「明日も朝から仕事」。

「つらい、寂しい」よりも、「友達との予定で今月もスケジュールがパンパン」。

メンヘラやるのも、もう飽きちゃったよ。というか、もう出来ないよ。

 

恋愛がhave toだって誰が決めたの?

ふと振り返ってみれば、こう気づいたりもする。

「別に恋愛をしてなくても、私の生活は今も昔も十分楽しいのでは」と。

パートナーがいるから説得力に欠けるかもしれないけれど、仮に今フリーの状態でも私の毎日はきっと最高でしかない

気になっていたお店に一緒に行く友達がいて、連絡をしたら場面で二軒目のバーから合流してくれる別の友人がいる。

半年以上会ってなくても、会えば変わらぬ感覚で楽しく過ごせる友人もいて、さらにはその子とも一緒に楽しく過ごせる最近仲良くなった友人もいる。

他にも男女問わず、沢山の友人に囲まれ、笑いながら他愛ない会話をし、時に泣き、時に叱り叱られ、それでも関係は切れることが無い。

恋愛をしなくても、十分に幸せじゃないか

もし同じような状況にも関わらず、恋愛に苦しんでいる人がに伝えたいのはただ一つ。

好きな人や彼氏を作ることがhave toだなんて、誰も言ってないんだよ。

十分に幸せな今が恋愛によってグラつくぐらいなら、いっそのことしない方がいい。

恋愛はhave toじゃない。あくまでもwant to。

それでもって、恋愛をしなくても、自分の人生は最高以外の何物でもないということも忘れずに。

 

 

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