振り返れば20歳に手を出す新卒ハイスペリーマンのヤバさに気づいた。byマドカ・ジャスミン

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知人が始めたバーに遊びに行くと、そこには20歳や22歳の男女が何人かいた。
カウンター席とボックス席が同じフロアにあるお店の造りで、ましてや個室があるわけでもないから、他の席の会話やそれこそカラオケでも歌い始めれば否が応でも耳に入ってくる。
歌われる曲のレパートリーも若干のジェネレーションギャップがあるし、何よりもノリが若い。
圧倒的に若い。「24歳がそんなことを言うのか!」と怒られそうだけど、20歳と24歳の歳の差は数字以上の大きな違いがあるのだ。
たまたまその“若い子”と話す流れになり、自分の行っている活動を一生懸命に話す20歳の男の子に微笑ましい気持ちで相槌を重ねる。
「(20歳だと…弟より年下か…)」。そう考えると、少しばかりみぞおち辺りが重くなったような気がした。
人の価値観は置いておいて、私は弟の年齢(二歳下)から下の年齢の人たちは男女問わず、保護の対象となってしまう。
メディアに映る年下のイケメン俳優を見てときめくことさえも、自己嫌悪の引き金になってしまうほどだ。(まあだから、貢がせてほしいという気持ちに成り代わってしまう悲しい性)
でも、この価値観は案外少数派だし、男性の場合はあまり…いや、全く当てはまらない人の方が多いのかもしれない。

六本木のクラブで当時20歳の私を持ち帰ったヨーロッパ帰りの新卒外銀マン

記憶は四年前に遡る。ようやくハタチの称号を手に入れた私は、とにかくほぼ毎晩のように六本木のクラブに通いまくった。
顔パスで入場し、友達とフロアで踊り明かしたり、また別の日は友達の東大生や慶応生に「先輩と飲んでるから来てよ!」と誘われ、クラブのVIP席に赴いたりした。
後者の場合、そこの席に座る“先輩”たちは揃いも揃ってハイスぺばかり並び、年齢に似合わない仕立ての良いスーツを身に纏いながら、アホほどシャンパンやテキーラを飲み続ける。
20歳のマドカ・ジャスミンはまさに性獣そのものだった。星獣戦隊ギンガマンの星獣ではなく、性獣だ。
アルコールを解禁したばかりで飲みたがりだったのもあるが、それ以上に欲していたのはオトコ。
終電で六本木に駆け付けるのも、クラブと飲み会をハシゴするのも、すべては今宵のセックスを求めての行動でしかない。酒は肴で、酒は男(?)。
で、無事にVIP席での煌めくパーリナイに参加できるようになった性獣は、その夜も東大生の友達に誘われ、六本木のクラブのVIP席に座っていた。
そして、性獣はいつも以上に眼をギラつかせている。何故なら、彼女の隣にはタイプである塩顔イケメンが…!
話を聞いたところ、彼はヨーロッパの大学に通っていて、就職と同時に帰国。
晴れて、この春から外資系投資銀行の社員デビューを果たした。
性獣がその大好物を逃すはずも無く、難なく持ち帰…持ち帰られ、麻布十番にある彼の自宅マンションで一夜を過ごしたのだった。めでたしめでたし。
 
 
24歳現在の私「…いやいやwwwwwwwwwおかしいだろwwwwwwwwwwwww」
 

よく考えろ。20歳を持ち帰るサラリーマンってまあまあエグいぞ

先ずツッコミをいれたいのは、いくらハタチ超えをしていようと、学生…もっと言えば、大学二年生相当の女の子に手を出す社会人って実際どうなの?ということだ。
条例に反しているわけでもないし、何なら年齢差も三歳差程度。
文面だけで見れば、至って健全だが…心の中に出来たシコリは消えない。
考えてみよう。自分の男友達から「20歳と付き合った!」と報告されたら、率直にどう思うか。私はこう思うに違いない。
「何で社会人にもなって、わざわざ大学生に手を出した…?しかも、20歳…?は…?」。
26歳の男性が23歳の女性と、29歳の男性が26歳の女性と交際するのは何も違和感が無ければ、むしろバランスが良いとさえ感じる。
だげど、これが23歳の男性と20歳の女性になると途端に何だか気味が悪いように感じてしまうのは何故なのか。
そもそも男性が年上の場合の恋愛だと、どうしても男性側が優位性を持ってしまうようになりがちだ。
学生同士、社会人同士なら多少なりとも似た価値観で物事を共有できるが、これが社会人と学生だと話が違ってくる。
男性が社会人、女性が学生(or学生に準ずる年齢)だと尚更それが顕著だ。
仮に真剣交際なら未だしも、軽い感覚での交際や当時の私のような一夜だけの関係だとしたら…責任の擦り付けとかではなく、そういうことをしている男友達がいたとすれば、私は彼を軽蔑せざるを得ないかもしれない。
 

高校卒業したばかりの19歳に手を出すなんて話も…

そんな性獣時代の思い出に浸りながら、女友達とLINEをしていた。
その話をしてみると、彼女から驚くべき言葉が返ってきた。
『私の大学同期、19歳と付き合い始めたらしい(笑)』。
ハタチでもザワつくのに十代かよ!!!!!!!!!どういう神経してるんだ!!!!!!!!!!!
その友達の大学同期とは何回か飲んだことがあるが、典型的なリア充で同年代からもモテないわけではないタイプ。
というか、女性関係は引く手数多だろうなという人物だった。
同年代にモテなくて、年上ブランドを駆使して十代に手を出すならまだ理解の範疇にいるが、そうじゃないともなるともう訳が分からない。
後から聞いた話によると、その大学同期はどうやら元カノに対するモラハラやDVをしている奴だったらしい。
やはり第三者が見聞きして、「ん?」と思うような恋愛には大体裏がある。
彼の今カノである19歳がどういう子かは知らないけれど、たかが24歳の若造の言葉をさも神からのお告げのような感覚で聞き入るその子を想像したら、関係の無い私も胸がチクンと痛くなった。
 

オトナでしょ?遊ぶならもう少しスマートに遊びなよ

恋愛関係にしても、どんな関係にしても、どちらかが優位性を振りかざすような関係は健全ではない。
立場や性別、年齢が違えど、いついかなる時でも相手と対等に接することが出来なければ、後々痛い目に合うのは自分自身だ。
年上だから偉いなんてことはなく、そんな旧時代的な価値観が根強かったとしたらそれはもう酷く恐ろしい。
そもそも、高校を卒業した18歳であれば、成人相手と恋愛や性行為をしても問題は無い。
でも、高校を卒業した18歳なんて、振り返れば世間知らずのお子ちゃまに過ぎないのだから、その子供を弄ぶような真似をオトナが行うのはいかがなものか。
オトナなら、オトナ相手に遊べばいい。その様子から、子供に学ばせる。
それが格好いいオトナ、ってものだ。
 
 

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フェリーチェ編集部

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