ヨガの種類!それぞれの特徴や難易度を解説

一言でヨガと言っても、様々な種類が存在します。
今回はその中でもメジャーなヨガと、最近注目されている新たなヨガをご紹介・解説していきます。

1.ヨガの種類や流派はどれくらいある?

サンスクリット語で「つながり」を意味するヨガ。
ヨガは古くから存在しており、伝統的に続いている流派から、現代的な価値観・知識・技術を加えてアレンジしたスタイルまで様々な形で派生しており、その具体的な数は不明です。
多種多様なスタイルのあるヨガは日本ヨガ連盟においては「72門の流派・種類」があるとされています。

しかし言ってしまえばヨガの派生としてぽんぽん生まれていく事もあるため、実際には更に多いと考えられます。
流石に全てをご紹介・解説することは難しいため、今回はその中でも一般的なヨガと比較的新しいタイプのヨガをピックアップしてご紹介していきます。

2.一般的なヨガの種類・特徴・難易度

まずはヨガという存在を挙げる上で一般的な流派として扱われているヨガについてご紹介します。
流派が多数あるという事は、それぞれに方法・目的・結果が異なっているという事でもありますが、実は具体的に「ヨガとして共通する要素」というものは存在しなかったりします。

そもそもヨガとは「心身共に均衡・正常な状態を保つ」という事を目的としており、各流派はその内肉体を鍛えることを重視している、あるいは精神を鍛える事を重視しているというように「どの要素を主軸に据えるか」という違いがあります。
中には「特殊能力の開発」を目的としたヨガも存在しており、ぶっちゃけてしまえば元々のヨガと現代のヨガは全くの別物とも言えます。

また、一般的というだけあって基本的に難易度は低めです。
ヨガとしての基本であったり、あるいは基本に少し付け足したような流派が多いため、どれも難易度自体は大差無いと考えていいでしょう。

1.ハタヨガ

最初にご紹介するのはハタヨガ、このハタヨガは流派の中でも、多くの流派の元になっているヨガです。
一般的なヨガのイメージである「独特なポーズをとる」というのも、このヨガが元であると言っても過言ではないでしょう。

その起源は数千年、それこそ紀元前にまで遡るとされ、具体的な起源は諸説あります。
大まかには元々「瞑想」の派生として生まれたとされ、ただじっとして心を無にするという行為は一般人には難しいためにポーズと呼吸という動作を瞑想に組み合わせることで、一般人でも瞑想を行えるようにした、というのがハタヨガの起源であるとされています。

ハタはサンスクリット語で「太陽と月」を意味し、ハが太陽、タが月をそれぞれ意味しています。
太陽と月と言えば朝と夜、陽と陰、男性と女性、身体と心というように相対するものを意味しており、太陽と月を意味する言葉のハタを、つなげるという意味を持つ「ヨガ」という単語に組み合わせることで、相反するものをつなげて調和するという意味合いの言葉となります。

他の流派の元にもなっているだけあってとても基本的なヨガです。
特に呼吸を重視しており、ポーズによってわかりやすく体感できるため、初心者におすすめです。

2.アイアンガーヨガ

次にご紹介するのはアイアンガーヨガ、どこか一昔前のロボットのような名前ですが、これは「Bellur Krishnamachar Sundararaja Iyengar」通称「B.K.S.アイアンガー」という人名が元となっています。

前述したハタヨガをベースとしており、「アーサナ」と呼ばれるポーズを正しく習得することを重視したヨガとなっています。
海外ではヨガと言えばこれ、と言われるほどに一般的だったりします。

アイアンガーヨガの特徴として、道具を使うことが挙げられます。
他に道具を使う流派はいくつかありますが、アイアンガーヨガでは状況に応じて「プロップス」と呼ばれる補助道具を用いて身体を支えます。
このプロップスはクッションやベルトの他にも椅子や壁、ロープといったものも当てはまるため、負担を与えつつポーズを形作るというタイプのヨガとは違う「道具を使ってでも正しい形でポーズを作る」というタイプのヨガです。

ポーズを取る上で正しい順番で身体を動かす事も大切とされていて、アイアンガーヨガは徹頭徹尾「正しい姿勢」をとる事が重視されています。
そのため、キツイと思ったら椅子などのプロップスを用いて正しいポーズを取れるように意識しましょう。
またその関係上独学でやるよりも、資格を持った正しい知識と経験を有したインストラクターの指導の元行うのが効果的です。

3.アシュタンガヨガ

続いてアシュタンガヨガについて。
アシュタンガヨガという流派が生まれたのは比較的近代ではありますが、このアシュタンガという名前はヨガの経典にある「八支則(サンスクリット語でアシュタンガ)」が元となっています
これは物事の考え方や呼吸法をまとめたもので、それこそほとんどのヨガにこの八支則が基本として組み込まれています。

アシュタンガヨガはこの八支則を重視しており、連続してポーズを取る事で呼吸と動きを連動させる、という事を目的としています。
この八支則は文字通り8つの項目、正確には1と2の項目は更に5つの要素で構成されているため、16個の要素をまとめています。

1つ目は「ヤマ(禁戒)」で、日常生活でやってはならないこと、してはいけないという思考・言動を5つにまとめた心得で、それぞれ非暴力や非殺生、相手へ怒りを抱かない事を意味する「アンヒサー」、自分のための嘘をつかず、言動と思考を一致させるべきという「サティヤ」、他人から時間や物、信頼などのあらゆるものを盗まず、また自己中心的な行動をしないという「アスティヤ」、利己的な浴を満たさず、自身のエネルギーを必要な所に必要なだけ集中させるという「ブラフマチャリヤ」、そして物事に執着せずに欲望を捨てるという「アパリグラハ」に分かれます。

2つ目は「ニヤマ(勧戎)」で、ヤマとは真逆の日常生活でするべきこと、人として心得るべき5つの事をまとめた心得で、まずはネガティブ思考にならず心の平穏を保つという「シャウチャ」、今の環境や能力に満足し当たり前にあることに感謝を忘れないという「サントーシャ」、苦境を受け入れ糧にするべきという「タパス」、読書をする事で心を良い方向へと向けるという「スヴァディアーヤ」、そして感謝や尊敬を忘れず、時代や自然、物事の変化に身を任せる「イーシュヴァラ・プラニダーナ」に分かれます。

他には瞑想のための座法である「アーサナ」や、瞑想において心を落ち着かせるための呼吸法である「プラナヤマ」、意識を外ではなく自身の内側へと向ける感覚の制御「プラティヤハーラ」、集中力を高めてそれを長時間維持する「ダーラナ」、そして瞑想そのものを意味する「ディアナ」、最後にヨガをする上で最終目標である悟りを開く事、あるいは悟りの状態になる事である「サマーディ」の8つが八支則でまとめられています

4.シヴァナンダヨガ

次はシヴァナンダヨガについて。
こちらもポーズや瞑想を元にしたヨガですが、他のヨガと異なる点として「食事」を重視したヨガであるという点が挙げられます。

こちらも上記の八支則の要素をいくつか重視しており、座法であるアーサナ、呼吸法であるプラナヤマ、瞑想であるディヤーナの3つと、適切な食事とリラックスの要素で構成されています。

ただこのシヴァナンダヨガにおける適切な食事というのは、あくまでもシヴァナンダヨガにおいての適切な食事であって、健康において最適な食事というわけではありません。
どういう事かというと、シヴァナンダヨガの「最適な食事」とはつまるところ「菜食主義」を意味しており、生命力の溢れる野菜を摂る事でそのエネルギーを取り込むことができる、という考えが元となっています。

ダイエットでも時折野菜しか食べない、という事がありますが、実際の所栄養学の観点から見ても特別菜食主義が健康的であるとは言えません。
野菜を食べれば全ての栄養が摂取できるわけではありませんし、動物の肉は勿論、魚介類だってそれぞれ含まれている栄養素が異なり、それらをバランス良く摂取する事で真に健康的な食事になると言えます。

と言ってもあくまで元々のシヴァナンダヨガは菜食主義を推奨しているというだけであって、強制しているわけではありません。
あくまでもポーズや呼吸による身体的要素と、瞑想による精神的要素、そして食事の要素を加えてバランス良く整える事を目的としたヨガがシヴァナンダヨガであると考えておけばいいでしょう。

5.陰ヨガ

最後に陰ヨガについて。
「陰陽」という考え方に基づいたヨガで、身体や精神の深部に働きかけるヨガが陰ヨガであるとされています。
一つのポーズに時間をかけ、深い呼吸をメインにより深くリラックスする事ができるという特徴があります。

陰ヨガはこれ単体を行うというよりも、運動量の多い「陽ヨガ」と組み合わせることで陰陽のバランスを整えるというのが主目的です。
他にも、普段から慌ただしく忙しい生活を送っている人は陽のエネルギーが強くなりすぎてしまうため、陰ヨガを行う事でバランスを整える、という目的でも用いられます。

逆に普段から陰のエネルギーが強い生活を送っている場合は、運動量の多い陽ヨガでバランスを整えるという事もあります。

3.新しいジャンルのヨガの種類・特徴・難易度

続いて近代ヨガの中でも、比較的最近といえるようなジャンルのヨガについてご紹介していきます。
新しいジャンルのヨガは主に現代科学や医学などによって判明した人体の構造や特徴、科学的な仕組みを取り入れており、精神論が強めな古代のヨガとは異なり、科学的根拠が元となっているため、信憑性が高いというのが最大の特徴でしょう。
といっても、胡散臭いエセ科学な理屈を元にしたものもいくつかあるため、最終的に信用するかどうか、安全であるかどうかを判断するためには知識をつけることが大切です。

難易度に関しては独学で行うか、それともインストラクターの指導の元行うかなどで異なります
特別な設備が必要な場合、独学では高難易度になる事が多く、逆に対応したヨガスタジオや専門のインストラクターが居る場合は難易度が低くなります。

1.マタニティヨガ

近代ヨガで最初にご紹介するのはマタニティヨガです。
マタニティヨガは比較的運動量が少なく、無理のない範囲で身体をほぐすというヨガで、腹部への圧迫や腹筋を利用するポーズが少ないため、主に妊婦でもできるヨガとして知られています。

また呼吸法が出産時に適した呼吸法に近いとされているため、そういった意味でも妊娠している女性に適したヨガであると言えるでしょう。
身体を鍛えたりダイエット効果を期待するというよりは、リラックス効果や精神状態の安定、不快感の解消といった精神面の安定を促すヨガのため、不安定になりがちな妊娠期間に最適です。

2.ホットヨガ・岩盤ヨガ

次にホットヨガについて。
暖房器具や加湿器、あるいは岩盤を敷き詰めた床を加熱させる事で遠赤外線を発し、身体をあたためながら行うヨガの事を指します。
大体40度前後の室温と50度以上の湿度の中行われるため、兎に角汗が出るというのが特徴です。

汗によって老廃物を排出し、また身体を温めることで代謝やリンパの流れを活性化させる事ができるため、ダイエットや美容効果を期待できます。
現代、特に日本のヨガでは人気が高く、大抵の人気ヨガスタジオはホットヨガスタジオを有していたりします。

ただかなり体力を使う上水分が物凄い勢いで排出されていくため、きちんとこまめに水分摂取しなければ倒れてしまう危険性もあります。

3.SUPヨガ

次はSUPヨガのご紹介です、こちらは少々変わり種のヨガで、「スタンドアップパドルボード」というものを使用します。
名前のSUPも「Stand Up Paddle board」の略称で、これはサーフボードよりも大きいボードの事を指しています。

SUPヨガはこのボードを水の上に浮かべ、その上に乗って行うヨガです。
水の上という安定感皆無の場所でヨガを行うことで体幹を鍛えることができるという、バランスはバランスでも「バランス感覚」を鍛えるヨガです。

また、ちょっとした特徴として、水の上で行うため万が一体勢を崩したとしても身体を傷めにくいという点が挙げられます。
勿論水の上である以上溺れたりする危険性はありますが、少なくとも体勢を崩しても水に落ちるだけであるため、普通のヨガのように床に身体をぶつけて怪我をする、なんて危険性はありません。

海などで行う場合はそのままボードに乗って遊ぶ事もできるでしょう。

4.エアリアルヨガ

最後にご紹介するのはエアリアルヨガです。
エアリアルというだけあって空中で行うヨガで、ハンモックなどを使用します。
独特の浮遊感や無重力感を体験できますが、同時に逆さまになったり、地に足がつかずに揺れたりするため、そういったいつもと異なる感覚に不快感を覚える人には抵抗が強い、という欠点もあります。

色々と知識や設備も必要なため、初心者の方が手を出すよりもきちんとしたレッスンを受けた上で行うべきヨガであると言えるでしょう。
こちらもSUPヨガと同様、どちらかと言えばアトラクション的な「楽しんで行う」ヨガであると言えます。

4.自分に合ったヨガの種類の選び方

他にも数多くのヨガが存在しています。
基本的に「健康的になる」という点はどのヨガでも最低限共通している事ではあります。
しかし、特に古いタイプのヨガには現代の価値観では間違っていたりするような事も含まれていたりするため、きちんと調べて自分に合うかどうかを考えてから、自分に適したヨガを選ぶと良いでしょう。

また、ヨガの選び方ですがまずは基本的なヨガを選んで行くと良いでしょう。
そこから、ポーズをとって身体を鍛える事が向いているか、それとも精神状態を安定させるためにヨガをするべきなのかといったように、自分に合ったヨガが自ずと見えてくる事でしょう。

まとめ ヨガにはたくさんの種類があるので目的や目標に応じたものを選ぼう

以上、複雑に広がったヨガについて解説しました。

  • ヨガは72種類以上の流派が存在する
  • 流派の中には特定流派を元にアレンジしたものも多く存在する
  • 肉体的なヨガ、精神的なヨガ、バランスを重視したヨガなど、流派によって目的と得られる効果が異なる

今回の内容をまとめると以上の通りになります、今回ご紹介したもの以外にも様々なヨガがあるため、気になった方は調べてみると良いでしょう。

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