【ビジネス術】話が苦手なあなたへ。1分でスピーチの達人になれる方法 byE子

 

他人の結婚式に、幾度となく参加してきた私だが、ずっと疑問に思っていたことがある。

 

新郎は披露宴の冒頭にスピーチをする。

新郎新婦の上司も、スピーチをする。

新郎の父も、最後にスピーチをする。

 

しかし、新婦の友人(女性)は多くの場合「手紙」を読み上げる形式。

新婦本人も「両親への手紙」で観客ではなく参列者の、涙を誘う演出がある。

 

なぜ、女の子はスピーチをしないんだろう??

 

私の大好きな友人女性が、結婚式で「手紙」ではなく「スピーチ」をしたと言っていた。

この話を聞いて、なんてすばらしい女性なのだろう、と友人のことを誇りに思った。

 

が、それだけ、女性が「スピーチ」をするのは普通ではない、という背景があるということでもある。

 

私は以前から「自分が結婚式をするときは、花嫁の手紙ではなく、花嫁のスピーチ、花嫁の演説、という形で、紙を見ずに聴衆に向かってしゃべりたい」

 

と、母親にぼやいていた。

当時20代前半だった私に向かって母は

「そんな勝気な花嫁、気が強そうでイヤだわぁ。手紙でいいでしょ、手紙で~」

と泣き顔で言っていた。

 

そんな母も、いまや30代独身の娘を前にして言うことはただ一つ、

「もうなんでもいいから結婚してください

である。

 

 

涙を浮かべて渾身の一言。

ありがとう、お母さん

 

「一生懸命、頑張っております!」

と答える私は、「夏休みの宿題、進んでるの?」と聞かれた子供時代となんら変わりない。

 

私の、「一生懸命、頑張っております!」は、「ほいほい、そのうちやります(ハナホジ)」と同義なのである。

さて、私自身、スピーチが得意か苦手かと言えば、苦手ではないという程度かもしれない。

 

とくにスピーチについて特化して研究したり、自己啓発本を読んだこともない。

しかし、私はひとにスピーチを頼まれたら「喜んで!」と思うし、「やりたくない」とは絶対に思わない。

 

だから本日は、スピーチを頼まれると心底億劫になってしまう

そんなスピーチが大の苦手という人に向けて、楽にスピーチに取り組めるようになるコツを紹介していくことにする。

1.上手なスピーチってなに?

 

冒頭、結婚式の花嫁の手紙の話をした。

私は子供のころから作文が得意で、なかでも「参観日」などに披露する「お母さんへの日々の感謝」的な内容の作文が大得意であった。

 

正直、私が作文を読み上げて、参観に来ている他人のお父さんお母さんたちが、泣かないわけがないと過信していたし(イヤな子供ですね)、

 

担任の先生も、「なんてイイ子なの!!」と毎度感激してくれる。

だから、私ももし自分が結婚式をするとなれば、

観客全員を涙の海に沈める勢いで、誰よりも素晴らしい、いまだかつて聞いたことがないレベルのスピーチを披露できるはずだと、自信満々でいた。

 

そして両親に語った。

「花嫁の手紙、正直私なら誰もが感動するものすごい演説をできる自信があるわ。腕が鳴ってしゃーない」

と。

 

両親はそれを聞いてこう答えた。

「はいはい、あなたはそういう人だってことはよく分かってるから、好きにしてください。きっと完璧な起承転結、効果的な子供時代のエピソードを盛り込み、適切な間をとったしゃべりで、聴衆を引き込むのでしょうね。そこにいる全員があなたを両親への感謝の気持ちでいっぱいの素直で心の綺麗な花嫁だと思うんでしょう。でも知ってるよ、私たち二人だけは、あなたがそういう自分自身に酔いながら演説を楽しんでるってことをね、だから私たち二人は涙の一滴も流せないでしょうよ」

と。

 

これを聞いて私は、雷が落ちたように驚いた。

 

起承転結のある、美しい構成

効果的な具体例(エピソード)

聞きやすい声のトーン

感情をこめた、抑揚のある喋り方

聴衆を引き込む、適切な間

 

これらこそが、「完璧なスピーチ」に必要なものだと思っていた。

そして私は、「完璧なスピーチ」ができると信じていた。

 

しかしどうだろうか。

 

「両親への感謝」を伝えるためのスピーチであるのに、どうやらこのやり方では、当の両親には、まったく想いが届かないようなのである。

 

私が美しい組み立てで、完璧に準備をした、流暢なスピーチは、もっとも心動かしたい人の心に、一切響かない。

 

これではスピーチをする意味は皆無だろう。

もしかすると、聞いている人の中には「わぁ~あの花嫁、仕事できそう~」と思う人がいるかもしれないが、

目的は「仕事デキルアピール」

 

ではない。

 

「両親へのありがとうを伝える」

この重要なメッセージを一番に考えなければ、どれだけ準備をして完璧に仕上げてもスピーチは失敗だ

2.スピーチで一番大事なこと

 

スピーチで重要なのは、もっとも伝えたいメッセージをはっきりさせること。

 

前述の結婚式のスピーチであれば、「両親への感謝」。

もし自分が新郎新婦の上司として参加するのであれば、「新郎新婦の人柄と、お祝いの気持ち」

 

などになるだろうか。

 

そのほか、職場で求められるショートスピーチでも、飲み会の乾杯の挨拶でも、全部同じだ。

一番大事なことは、伝えたいメッセージを主軸とすることである。

 

当たり前のことだが、これができていない人は結構いる。

 

スピーチの本を読んで、構成を学習、挨拶をし、エピソードを盛り込み、まとめ、〆る

 

これで所要時間になるように、作ったのであろうスピーチ。

 

それは、『エピソードが必要らしいから、エピソードを盛り込んだ3分が適切らしいから、3分になるように喋った』

 

こういった意図が見え隠れする。

 

これでは聞く人に何も伝わらない。

 

スピーチをするときは、まず主軸となる伝えたいメッセージを決め、それを効果的に伝えるために枝葉をつけていく

 

効果的に伝えるために、エピソードをチョイスし、長くなるようならばダレないように、笑いをとるポイントを作る。

 

あくまでこれらすべての装飾の目的は、主軸のメッセージを伝わりやすくすることだ。

 

相手の心に、このメッセージが届くように!というアツいパッション。

 

これを大前提に、構成などテクニカルな要素が生きてくる。

絶対に忘れてはならないことである。

3.『準備がすべて』ある

 

さて、一番大事なことは「伝えたいメッセージ」を主軸として作っていくこと。

そして、一番伝えたい相手に、それを伝えるようにすることである。

 

とはいえ、ただ闇雲に喋っても「想い」は効果的に伝わらない。

 

言語能力の高い人、言語能力の低い人。

 

この2者の「想いの強さ」はイコールでも、言語能力が低いとそれが十分に伝わらないのは想像にたやすい。

 

うまく伝えられない人は、「想いが弱い」ことが原因とは限らない。

 

ひとに何かを伝えるには、テクニックが必要なのだ。

 

そして幸い、スピーチは準備をすることができる。

 

どんなにスピーチが下手な人でも、何十回、何百回と練習したり、構成を再検討すれば、きちんとした仕上がりになるものである。

 

スピーチが苦手な人の多くは、嫌だからという理由で、練習をあまりしない。

当日までただなんとなく「嫌だなぁ」と思いながら過ごし、ただ終わるのを待つ。

 

しかしどんなに嫌でも、何度も練習し、準備をすれば、いつか「どんとこいスピーチ」と思える状態にまで漕ぎつけるのだ。

 

本番がちょっと楽しみになるくらいまで、徹底して準備をせよ。

準備、練習のできる類のものでそれを実施しないのは怠慢でしかない。

4.効果的な練習方法

 

本日は字数のかねあいもあり、そもそもの構成については触れないでおく。

 

あくまで“きちんとした構成で話を組み立てることはできる、作文はできている”

ということを前提にしゃべり方の練習についてお話していく。

 

また、前半で私は、美しい構成や流暢なしゃべりで仕上げることが良いスピーチではない、伝えたい人に想いが伝わらなければ意味がない、とお話した。

つまり、形式にはあまり意味がない、ということに思えるかもしれない。

 

しかし、そうではない。

 

私は基本の形式を完全にマスターしている、いわば、クラシック音楽には十分知識がある状態。

 

だから、形式をくずしてジャズにすることで違った魅力が引き出せる。

ということである。

 

そもそも基本形式を完璧に実施できない皆さんが、いきなり型を崩すべきではない。

なので、まずは練習を積んで、流暢に、緊張せずに、聴衆を引き込む話し方の基礎をマスターすべく、動いてほしい。

 

では、スピーチの文章ができあがっている状態と想定して、以下の通り練習方法と喋り方のコツをあげていく。

自分が喋っている姿を動画に撮って確認する

「自分の喋ってるところ見るのは恥ずかしい」と嫌がる人がいる。

 

が、

 

自分でも恥ずかしくて見ていられないような醜態を、他人に晒して恥ずかしくないのだろうか?

 

また、「なんか動画だと姿勢が悪い、歩き方が変。普段はこんなんじゃないのに」とか言う人もいるが、動画は紛れもなく真実を映し出している。

人は鏡に映るとき、無意識にみばえ良くしようとするらしい。

普段のあなたの動作、姿勢、表情は、動画にあらわれる。しっかり真実を受け止めてほしい。

友人や家族を前に喋る

一人で家で練習をしている分には流暢に喋れるようになった。

しかし、本番は人前で喋るため失敗してしまう、というケースがある。

一人で流暢に喋れるのは当たり前である。

 

練習は必ず『人前』でやってほしい。

 

また、その意味で場数を踏むことも重要だ。

普段から、職場などでスピーチの機会があれば率先して立候補するようにしよう。

ほかのことを考えながらでも喋れるようになるまで練習する

しっかり練習していたのに、本番、自分が喋っている最中にアクシデントが発生し、そのことについて考えていたらスピーチが飛んでしまった

こんな経験はないだろうか?

 

大したアクシデントではなくても、聴衆の中に変な服装の人がいてそちらに注意がいってしまったり、いろいろと気が散るとスピーチはうまくいかない。

これに対し、「聴衆はジャガイモだと思え」とか「聴衆を見ないように、会場の壁を見ながら話せ」というアドバイスをする人がいるが、これはナンセンスだと思う。

 

今までにもお話した通り、スピーチは人に伝えるもの。

相手の目を見て、しっかり話せなければ心まで届かない。

 

なので、私はスピーチの練習をするときは、スピーチをしながら同時進行で全く別の作業を行うようにしている。

スピーチをしながら絵を描く、スピーチをしながら友人とチャットする、スピーチをしながらパズルをする。

なんでもいいので、同時進行でも滞りなく進められるようになってはじめて一人前と思ってほしい。

ストップウォッチを見ながらしゃべる

時間管理はスピーチにおいてとても重要だ。

ただ全体を3分の枠に収めればいいという話ではない。

このパラグラフに何秒かけるか、そして、ここで何秒の間をもたせるか、まで確認しておくとよい。

本番では緊張して早口になったり、また、間をとるのが難しかったりする。

 

とくに「間」は思っているよりかなり長めでいいのだが、人前で喋ることを生業としている人以外で、そんなにしっかりと「間」をとれる人はあまり見かけない。

聴衆を引き込むために非常に重要な役割をなす「間」は、時間も計測してしっかりと身につけておきたい。

5.スピーチは苦手でもいい!

スピーチをしたがる女の子がいてもいい。

スピーチが苦手で、紙を見ながらでないと話せない男の子がいてもいい。

 

結婚式でも、もっとみんなが柔軟に得意不得意をちゃんと受け入れられるようになるといいなと思う。

 

そして、忘れないでいただきたいのは「スピーチが苦手」と思っている人でも、

しっかりとメッセージを伝えることに重点をおけば、絶対に良いスピーチはできるということ。

 

また、私のような「スピーチが得意かも」と思っている人間でも、

おごり高ぶってテクニック自慢めいた話し方になると、肝心のメッセージは伝わらない悪いスピーチともなりうるということだ。

 

何のためにスピーチをするのか、

何を伝えたいのかがはっきりすれば、あとはそこにパッションを注ぐだけである。

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