なぜ自己肯定感が低いと恋愛が上手くいかないのか

自己肯定感って何?

最近、自己肯定感というワードをよく目にしたり耳にしたりするようになった。

書店では「自己肯定感」と書かれた本が積まれていたり、日常会話で「私は自己肯定感が低いから〜」と自己弁護的な言い回しとして使われたりしている。

ただ、この自己肯定感という言葉を間違った解釈で使われていることがあるように思う。

「偽の自己肯定感」のようなものがある。

というのも、現代の日本社会は、特に男性が「自己肯定できているような気分」になりやすくできている。

別の言葉で言うならば、偽の自己肯定感の方法が男に用意されている。

その典型が、「自分はダメ」という不全感を、元の原因とは別の代わりの承認によって埋め合わせたがる男たちだ。

彼らは、自分の欠点や弱さを受け容れず、代わりの承認を求めて右往左往している。

つまり、そこで女性が男の全能感を埋める道具として使われる。女性を利用して、自己肯定できているような気分になっているということだ。

このような「偽の自己肯定感」は僕がこれから語る自己肯定感とは少し乖離している。

自己肯定感とは「自分を知り、その自分を受け入れ肯定すること」である。

自分の強みも弱みも辛い過去も不安な未来も全て知った上で、これが自分なのだと自分に対してOKを出すことである。

つまり、自分の見たくない部分から目を背けているようでは、それは自己肯定感と言えないということだ。

簡単に表すと「自己理解→自己肯定」という流れになる。

まずはここを前提として押さえてもらいたい。

自己肯定感の低い状態とは?

すぐに他人と比較して落ち込む

僕は他人と比較すること自体が自己肯定感の低い状態だとは思っていない。

他人と比較して「落ち込むこと」に自己肯定感の低さがあると思っている。

他人と比較して落ち込んでいる人は、自己理解が足りない。

自分のことを知らないから、他人と比べて自分が劣っているように思える。

自分のことを徹底的に分析し尽くせば、優れているとか、劣っているとかそんなことを考えなくなる。

 

今の自分は単なる「結果」でしかない。

自分が今まで生きてきた環境、積んできた経験、関わってきた人達、考えてきた事柄、獲得してきた学び、あらゆる選択をした結果が今の自分である。

 

その結果に納得していないのであれば、今までのあらゆる選択を見直す必要があるし、今この瞬間から選択を変えていく必要がある。

ただそれだけのことだ。そこに他者などいない。

自己理解が進むと自分の固有性に気づくことができる。

それは他者との違いである。決して差ではない。

差というのは物差しを用いるところから生まれる。ではその物差しは誰が作っているのか。

自分である。

物差しを作ることに時間を割くのではなく、自分を知ることに時間を割けばいい。

 

すぐ人を好きになる、好きになるべきでない相手を好きになる

すぐ人を好きになってしまう人より、あまり人を好きにならない人の方が健全だ。

すぐ人を好きになってしまう人は、相手のことをよく知らずに好きになっている。

それは、直感的判断とかいう高尚なものではなく、単純に盲目なだけ。

何故自己肯定感の低い人が人をすぐ好きになりやすいかというと、相手を知る技術が欠如しているからだ。

相手を知る技術というのは、自分を知る技術に起因している。

自分のことも分からない人が相手のことを理解できるわけない。

つまり、自己理解ができてない(自己肯定できない)からすぐ人を好きになってしまうという論理。

嫌われているのではないかと不安になる

自己肯定感が低いから相手の言動が執拗に気になるのか、相手の言動が執拗に気になるから自己肯定感が低いのか。

おそらくどちらもだと思う。

自分が自分に満足していれば相手がどうであれ関係ないし、相手の言動を気にした他者中心の人生で自分のことを知るなど到底できない。

そもそも相手から嫌われることに何か問題があるのだろうか。

人間どんなことをしようが嫌いになる人は嫌いになるし、好きでいてくれる人は好きでいる。

それならば、自分がしたいようにして嫌われるのは仕方ないし、自分を嫌いになってそれで離れてくれるなら生きやすさが増す。

嫌われることを恐れて窮屈な人生を送るくらいだったら自由に快適に生きて嫌われた方がいい、と僕は思う。

自分から嫌われにいけ!というのは少し違うけど。

それから、後から嫌われるより最初から嫌われた方がいいと思う。

後から嫌われるのは僕もきつい。落差があるからだ。

でも最初から嫌われるのは楽だ。だから、最初から猫を被らず自分を出していけばいい。

そうすれば、嫌われているのではないかと不安になることなんてないはずだ。

なぜ恋愛が上手くいかないのか

「他人と比較して落ち込む」「すぐ好きになってしまう・好きになるべきでない相手を好きになる」「嫌われているのではないかと不安になる」

こんな状態で恋愛がうまくいくはずが無い。

第一段階として、恋愛がうまくいかないのは自分に原因があると捉えるところから始めることが大切だと思う。

これは当たり前であるが、分かってない人が多すぎる。

何か上手くいかないことがあったときに、自分の言動を振り返るのは次への行動を修正していく上で大切である。

恋愛不良を相手のせいにするな。自分の行動を振り返れ。

とはいえ、自分の行動をどう振り返っていいか分からない人が多いと思う。

そういった人たちのためにも、このコラムは機能するべきだ。

前述した自己肯定感が低い状態というのは、一つの目安になる。

自分のことがよく分からないのは、目安を持っていないからだ。

僕が書いたことが全てでは無いが、このような視点も持っておき、自分の状態に合わせて振り返れば良い。

結局、答えは自分の中にしかない。

いくら恋愛本や恋愛記事を読もうと、それはあなたの為だけに書いてない。

広く一般的に書かれている。このコラムももちろんそうだ。それらを自分の中でカスタマイズしていくしか道はない。

どうすれば自己肯定感を高めることができるのか

冒頭で、自己理解が自己肯定感をつくると述べたが、いくら自己理解をしてもそれにプラスのレッテルを貼ることができないと自己肯定できない。

そこでまずやるべきことは、健康になることである。

実はここが一番抜けがちなところであり、一番大切なところである。

人は不健康であると、プラスに物事を考えたり、正常に思考が機能したりできなくなる。

だからこそまずはよく寝ろ。そして美味しいものを食べろ(発酵食品がおすすめ。腸内環境が精神を衛生に保つ)心身ともに不健康な人が自己肯定感を高めるなど無理だと思え。

自分の生活が規則正しく整ってきたら、自分にマイナス作用を与えるものを避けろ。

会いたくない人に会わない、S N Sで見たくないものを見ない、やりたくないことをやらない、まずは自分の状態を悪くするものを徹底的に排除することが優先。

つまり、マイナスから0に戻す作業が必要。0になったら自己理解に進めば良い。

 

自己理解に到達したら、見えてくる自分が何であろうと「分かってよかった」「知れてよかった」「これからさらに伸ばしていこう」「これから努力して改善していこう」と前向きに捉えよう。

そして自分が発する言葉を変えていこう。

とりあえず普段使用している「すみません」のほとんどを「ありがとう」に変えよう。

パートナーに「〜しないで」と言うのではなく「〜してくれたら嬉しい」と言おう。

そういった毎日の積み重ねが自分の思考回路を変えていく。

これくらいはやってもらわないと困る。つべこべ言わずやりなさい。

終わりに

僕はよく自己肯定感を「燃料」と喩える。

燃料があれば、力が十分に発揮できる。

坂道を登ることができないのは、燃料が足りないから。

つまり、あなたが新しいことに挑戦できないのは自己肯定感が低いから。

自己肯定感が高まれば、挑戦が怖くなくなる。

そして人と比較しても落ち込まなくなる。

かえってそれを自己成長のエネルギーに変えられる。

 

自己肯定感が高いのは本当に楽しい。無敵感がある。

その景色を見たくないか?

 

見たいなら僕の文章を頭に叩き込んで行動しろ。以上です。

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