マッチングアプリがオワコンと言われています。本当にオワコンなのか、なぜオワコンと言われるのかを紹介します。
また、現在も人気で婚活や出会いに利用できるアプリも載せておくので、参考にしてください。
目次
1.マッチングアプリがオワコンといわれる理由
週刊今週の恥。オワコンと呼ばれるヤフーパートナーズで出会いを探し、三十代の山形在住の女性とマッチング。LINEでやり取りするも、自分の筆名を名乗ったらいきなり退会される。
— 深町秋生・1/22「鬼哭の銃弾」 (@ash0966) November 27, 2016
オワコンとは終わったコンテンツの略で、利用者に飽きられてしまったり、ブームが去ったことを意味します。
マッチングアプリのブームが去ってしまったと言われる理由を3つ紹介します。
1.利用者が増えて出会いの確率が下がっている
なぜ、利用者が増えると出会いの確率が下がるのでしょうか。
- 人気のあるユーザーのみにいいねが集まる
- 出会いに消極的な人が登録している
利用者が多いことは、いろいろな出会いがあり良いと考えられています。一方で、人気のあるユーザーにいいねが集まり、アピールポイントが少ない人たちは出会いのチャンスが減ってしまいました。
また、結婚願望がない、友達とノリで登録したなど、出会いに消極的な利用者がいてマッチングしても出会えないのです。積極的にメッセージを送っても、相手からの返信が遅く、自然消滅のように連絡を取らなくなってしまうことも多いです。
2.長年利用しているユーザーが飽きてきた
マッチングアプリでは日々新しい利用者が増えてきています。しかし、長年登録している利用者もいて、飽きてきているのは事実です。
- 長年使っている人はほとんどのアプリを利用済み
- マッチングゲームに飽きた
マッチングアプリでは登録してから3ヶ月〜半年程度が1番出会える時期です。長年利用しているユーザーは、出会えていないため、ほとんど全てのアプリに登録し飽きてしまっています。
また、マッチングアプリ内にはゲームがあり、出会えたりポイントをもらえたりします。このゲームに飽きるとアプリに頻繁に訪れなくなってしまう人もいます。
3.外出自粛や緊急事態宣言の影響
新型コロナウイルス感染症の影響は出会いにも影響しています。
通常、アプリでマッチングしメッセージのやり取りでお互いが気に入ったら、次のステップは実際に会ってデートに行くことでした。
しかし、今は外出自粛や緊急事態宣言があり、気軽に人と会うことができません。マッチングしてもデートに行けないの、とアプリを利用しなくなってた人が増えています。
2.マッチングアプリがオワコンという人はアプリ選びが間違っている
そもそもは「市場が完全なら必ずマッチングできるはず。縁なんてオワコン」という考えが市場原理主義なんだけどね。みんなそれに騙される。
— ジャッパの星 (@loira294) November 17, 2020
自分に合ったアプリ選びができていないと、出会えないのでマッチングアプリはオワコンだと感じてしまいます。
それぞれのアプリには特徴があります。
- 利用者の年齢層
- 出会いに対する真剣さ
- 登録者数
- 課金のシステム
- 検索や出会い方の特徴
特に重視したいのは利用者の年齢層と、出会いに対する真剣さです。
例えば、40代の婚活をしたい男性が20代前半の利用者が、中心の気軽な出会いを求めている人が集まるアプリを利用していたら、理想の人と出会うのは難しいです。
また、地方の人は登録者数にも注意をします。登録者は都市部に行けば行くほど多くなる傾向にあり、地方の県内登録者は数百人ということもあります。地方で出会いたい人は、登録者数をチェックして出会いのチャンスが多いアプリを使ってください。
3.マッチングアプリはオワコンじゃない!実生活で出会いが減っている今こそチャンス
250秒待ってやっとマッチングした
オワコン— clzarl (@XxSUCHIxX1) April 3, 2020
テレワークが推奨され、休日もなかなか出かけられなくなって、実生活での出会いが減っている今、マッチングアプリを使った出会いに注目が集まっています。
- 相手のことをじっくり知ってから実際に会う
- オンラインデートで相手のことをよく知れる
- 密にならない2人きりのデートで盛り上がる
- 実際に会う前に交際開始
「会う」ことがリスクになった今、「リスクがあっても会いたい」と思える相手に出会えるまでアプリ上でたくさんコミュニケーションをとる人が増えています。
今の状況にもメリットがあると感じる人もいます。オンラインデートでは、リアルに会うと緊張して話せないけれどオンラインなら話しやすいという人も多いです。
また、密にならないよう配慮すると2人きりのデートになるので、盛り上がり距離を縮めやすいです。
新しい生活様式を実践した結果、会う前に交際を開始するカップルもでてきています。
合コンや街コンができなくても出会いのチャンスがあるのがマッチングアプリの強みです。
4.マッチングアプリがオワコンといわれていても人気のあるアプリ6選
pairsとマッチングしそうになったことある(エンジニアとして)
— うすぐも (@usugumo_f) January 28, 2021
マッチングアプリがオワコンだと言われていても、人気のあるアプリがあります。今回は6つ紹介します。
趣味のコミュニティで出会えば、アプリ内のオンラインデートでも話題に困りません。
1.Pairs(ペアーズ)
ペアーズは国内最大級のマッチングアプリで、地方の会員数も多いです。コミュニティーの豊富さや検索条件の細かさに人気があります。
趣味のコミュニティで出会えば、アプリ内のオンラインデートでも話題に困りません。
- アプリ内の機能(ビデオトーク)
- マッチングして、双方で3通以上のメッセージのやり取りをしている
- 1回目の通話時間は15分まで、同じ相手と2回目以降の通話は60分まで
- 1日の通話上限時間は3時間
- 対応デバイスはiPhoneとAndroid
3回以上のメッセージをやり取りした場合のみビデオデートができます。1回の通話は15分までで時間になると強制終了です。
1日の通話時間の上限が3時間に設定されていますが、最終通話者が2回目以降の通話であればそのまま続けて話すことができます。
2.tapple(タップル)
雑誌などのメディアに取り上げられることの多いアプリで、認知度が高く安心して使えます。
- 男性は有料会員のみ
- 1回目の通話時間は15分まで、同じ相手と2回目以降の通話は60分まで
気軽にオンラインデートに誘えるのがタップルの魅力。マッチングしたらすぐにオンラインデートができます。オンライン通話をしながらプロフィールなどの確認もできるので、オンラインデートをしながら相手のことを知りたいという人におすすめです。
3.Omiai(オミアイ)
婚活と恋活の中間くらいの真剣さの人が多く使っています。時間をかけていい人と出会いたい人におすすめのアプリです。
- アプリ内のメッセージ機能の一部として
- マッチングして、お互いが3通以上のメッセージをしている
- メッセージ画面を閉じると通話が終了する
- 1人に対して1日15分まで、話せる人数に制限なし
- 対応デバイスはiPhoneとAndroid、Webブラウザ
オミアイはアプリだけでなくウェブブラウザも対応しているのが特徴です。1人につき1日15分までなので、もっと話したいと思ったら個人の連絡先を教え合う必要があります。
メッセージを閉じたら通話が終わってしまうので、プロフィールなどは事前に確認してから通話するようにしてください。
4.Match(マッチドットコム)
アメリカ発の世界最大級のマッチングサイト。身分証明書の提出を徹底しているので、身元が確認されており安心して出会えます。
- アプリ内の機能(マッチトーク)
- マッチングして、お互いにメッセージを送り合っている
- PC版とアプリ版で対応
- 不適切な行為に対して通話中に「報告」できる
安全が売りのアプリなので、通話機能を利用する際にはガイドラインに同意するページが表示されます。
さらに、通話相手に不適切な行動があれば通話中でも運営側に報告できるのがポイントです。即座に通話相手をブロックすることができます。
5.youbride(ユーブライド)
マッチングアプリのみならず結婚相談所など出会いに関するさまざまなサービスを提供しているIBJが運営しているユーブライド。
年齢層が比較的高めで、女性は30代、男性は40代が中心です。真剣に出会いを求めている人が多いです。
また、オプションでコンシェルジュのサポートが受けられ、個別にメール相談に乗ってもらえます。適切なアドバイスで出会いのチャンスを増やすことが可能です。
ユーブライドでは現在オンラインデートサービスは行っていません。オンラインでデートしたいのなら、個人の連絡先をユーブライドのメッセージで交換し、外部のサービスを使って行います。
6.ゼクシィ縁結び
結婚情報誌「ゼクシィ」と同じリクルートが運営しています。コンシェルジュによるデートの日程や場所の調整を代行してもらえるサービスや、18個の質問に答えて価値観のマッチする人と出会える機能が人気です。
また、婚活成功保証があります。これは、有料プラン更新時に婚活が成功しなかった場合、適応条件を満たせば次の6ヶ月または12ヶ月が無料で利用できるものです。
お金が続かないかも、と不安にならずに婚活ができます。
- アプリ内の機能(「やりとり」内のオンラインデート)
- マッチングして、お互いにメッセージを3通以上送り合っている
- 1回15分まで、1日の通話上限は3時間
1回に15分話せますが、使ってみると少し短い印象です。「もっと話したい」と思えるかどうかが、相手との関係を進めていくかの指標になります。
まとめ.マッチングアプリはオワコンじゃない
最後に重要な情報をおさらいしましょう。
- 利用者が増えて出会いの確率が下がった
- 人気ユーザーのみにいいねが集中
- 出会いに消極的なユーザーの登録
- 長年利用しているユーザーが飽きてきた
- どのアプリも利用済みで新鮮味がない
- マッチングゲームに飽きた
- 外出自粛や緊急事態宣言の影響
- マッチング、メッセージのやり取りに進んでも、実際に会う機会がない
- マッチングアプリがオワコンだと感じる人は自分に合ったアプリを選べていない
- マッチングアプリはコロナ禍でもチャンスあり
- オンラインデート機能の充実
- 実際に会いたいと思える相手なのかをじっくり吟味
- Pairs(ペアーズ)……日本最大級の会員数。オンラインデート機能あり
- tapple(タップル)……マッチングしたらすぐにオンラインデートOK
- Omiai(オミアイ)……オンラインデート機能はアプリだけでなくウェブブラウザでも対応
- Match(マッチドットコム)……アメリカ発世界最大級。オンラインデート機能あり
- youbride(ユーブライド)……年齢層高め。真剣に婚活している人が多く利用
- ゼクシィ縁結び……結婚情報誌から生まれたアプリ。オンラインデート機能あり
マッチングアプリはオワコンだという声もありますが、十分に出会えます。ただし、あなたに合ったアプリを選ぶことが大切です。
また、多くのマッチングアプリはオンラインデート機能があり、今までよりも気軽に顔を合わせて話せるようになりました。
1回の通話時間は短時間に設定されているので、もっと話したいと思えるかどうかが相手との関係を進めたいかどうかの判断基準にもなります。
マッチングアプリでの出会いは新しい生活様式にも合っているので、積極的に婚活を続けていけます。